「ビール・ストリートの恋人たち」キキ・レイン、恋愛映画に主演
2022年11月1日 14:00
バリー・ジェンキンス監督「ビール・ストリートの恋人たち」で映画デビューしたキキ・レインが、新作「Dandelion(原題)」に主演することがわかった。
米Deadlineによれば、本作は2020年の映画「Holler(原題)」で長編初監督を務めたニコール・リーゲルの第2作。売れないシンガーソングライターのダンデリオン(レイン)が最後のチャンスとして向かったサウスダコタのコンサートで、とうに夢を諦めたギタリストのケーシーと出会う。ダンデリオンはケーシーの貧しいけれど自由で刺激に満ちたミュージシャン仲間たちの輪に入り、一緒に音楽を作ったり熱烈な恋を経験するうちに、成功への執着から解放され自分の内なる声に目覚めていく。
劇中の音楽は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「バルド、偽りの記録と一握りの真実」「レヴェナント 蘇えりし者」や、マイク・ミルズ監督「カモン カモン」などを手がけてきたバンド「ザ・ナショナル」のアーロン&ブライス・デスナーが作曲する。リーゲルが監督と脚本、レインが主演のほかデスナー兄弟と製作総指揮も務める。「Dandelion(原題)」は今週クランクインし、2023年公開の予定。