「アントマン」第3弾、2月17日公開＆特報完成　「アベンジャーズ」の新たな敵カーン登場

物語の主人公は、「アベンジャーズ」の一員で、身長わずか1.5センチメートルになる特殊なスーツを着用したアントマン。「アントマン」（2015）、「アントマン＆ワスプ」（18）に続く本作では、「アベンジャーズ　エンドゲーム」後の世界が描かれる。アントマン役のポール・ラッドをはじめ、エバンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイが共演する。

特報では、アントマンのファンの子どもとハイタッチをするも、アントマンであることには気づかれず、コーヒーショップの店員には「ありがとう、スパイダーマン！」と間違われるアントマンことスコット・ラングが、コミカルに切り取られている。第1作でクビになったサーティワンアイスクリームで、“世紀の従業員”として表彰されるシーンも笑いを誘う。

そんな現状を受け入れつつ、アントマンは、愛するホープ（ワスプ／リリー）、娘キャシー（ニュートン）ら家族とともに、幸せな日々を過ごしていた。しかし、キャシーが開発した「量子世界の人工衛星」の実験中に事故が起こり、3人に加え、ピム博士（初代アントマン／ダグラス）、ジャネット（初代ワスプ／ファイファー）は量子の世界に引きずり込まれる事態に。誰も到達したことのない、想像を超える世界が壮大なスケールで映し出される。やがて、次の「アベンジャーズ」の第5弾となる新作「アベンジャーズ　カーン・ダイナスティ（原題）」にも登場するヴィラン、カーン（メジャース）が、「手を貸すならば、家に帰してやる。さあ、どうする？」と接触してくる場面で、映像は締めくくられている。

「アントマン」シリーズの前2作品を手がけたペイトン・リードが、監督として続投。「アベンジャーズ　カーン・ダイナスティ（原題）」を担当すると噂されるジェフ・ラブネスが、脚本を執筆している。マーベル・スタジオのプロデューサーであり社長のケビン・ファイギは、「これはとても“ビッグ”な映画です。いままでの映画とも違い、次の『アベンジャーズ』に直結する作品です」と明言。さらにラッドも、「ちっぽけなヒーローが巨大なことをするんです。僕らがこれまでにお届けしたものと全然違います。そして（カーンを演じる）ジョナサン・メジャースは最高」とアピールした。

「アントマン＆ワスプ　クアントマニア」は、23年2月17日に全国公開。