劇場公開日 2023年2月17日 PROMOTION

アントマン&ワスプ クアントマニア : 特集

2023年2月6日更新

次の「アベンジャーズ」はアントマンから始まる――
“史上最小&最も普通なヒーロー”が、時間を操る
“マーベル史上最凶&最大の脅威”と死闘に次ぐ死闘…
全映画ファン必見中の必見、2023年最重要級の注目作!

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マーベル・スタジオが放った「アベンジャーズ エンドゲーム」の興奮と感動から、早4年。新たな「アベンジャーズ」を渇望する声は、日ごとに大きさを増しているように感じる。

その意味で、2月17日から公開される「アントマン&ワスプ クアントマニア」は必見中の必見、全映画ファンが絶対に見逃してはならない“2023年の映画界における最重要級の一作”である。

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というのも、今作は次なる「アベンジャーズ ザ・カーン・ダイナスティ(原題)」に続く……ここで登場する敵が、いずれアベンジャーズと激突するのでは? そして何より“今まで観たことのない”タイプのバトルも予想されるからだ。

主人公は“マーベル史上最小かつ最も普通なヒーロー”アントマン。対する敵は、“マーベル史上最凶&最大の脅威”征服者カーン……時間を操り、現在だけでなく過去と未来のすべてを知る能力を持つという。“相手が未来に何をするのか知っている”ラスボスを倒す術などあるのか?

知れば知るほど“今すぐ観たくなる要素”がこれでもかと詰まっている「アントマン&ワスプ クアントマニア」。この記事では、映画.comなりの今作への解説・考察・予想や、取材を通じてゲットした“もっと面白くなる耳寄りな情報”をお伝えしていこう。

※2月16日、実際に鑑賞したレビューを追記しました!

※「【全映画ファン、絶対に絶対に見逃すな――】」の項目、ならびに「【えげつなく面白そう】“征服者”カーンがやばすぎる」の項目の内容は、本編鑑賞前の取材をもとにした独自の予想・考察です。本編の内容と異なる可能性もありますが、ユーザーの皆様と“あれこれ予想する”という映画の楽しみを共有できれば幸いです。


【予告編】最強が、また始まる――

【全映画ファン、絶対に絶対に見逃すな――】
物語は新たな「アベンジャーズ」へ続く…特大の重要作

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まずは映画.comが「全映画ファン必見」と主張する理由を述べていこう。アツい人気を誇る「アントマン」シリーズの最新作であり、かつ次の「アベンジャーズ」のきっかけとなる物語である点だ。


●[主人公]マーベル史上最小、最も普通、ゆえに人気キャラ…それがアントマン!
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アントマンは“自分の身体のサイズを自由自在に縮小/拡大する”ヒーローだ。その名の通り、アント=アリのサイズにまで小さくなり、一方で全長20メートル以上に巨大化もできる。「アベンジャーズ エンドゲーム」では起死回生のタイムトラベルのきっかけとなったほか、最終決戦ではいち早く巨大化して空を飛ぶ怪物(リヴァイアサンという名)を殴り飛ばすなど、隠れたMVP級の活躍をみせたことも記憶に新しい。

しかしその正体は、“ど派手なスーパーヒーロー”のイメージからは程遠い、普通すぎるスコット・ラング。元泥棒で前科があり、愛する娘のためならどんな犠牲も厭わない。どこにでもいそうなこの男が、実が世界を救っている……等身大のヒーロー像が世界中の観客の感情移入と支持を集める人気キャラクターでもある。

「アントマン&ワスプ クアントマニア」は、そんなアントマンのシリーズ第3弾(もちろん過去作を未鑑賞でも楽しめる、鑑賞済みだったらもっと楽しめる、とのこと)。第1弾当初はアリ並のサイズだったのが、今作で彼らは物理の最小単位である“量子”の世界へ。作品を追うごとにアントマンはどんどん小さくなり、しかし物語のスケールは大きくなる……この面白さに、ぜひとも身を投じてみることをおすすめする。


●[超重要作である理由①]次の「アベンジャーズ」のタイトル“カーン”に注目
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ここからは考察と取材を重ねてたどり着いた、“今作が超重要である根拠”をふたつ記述していく。まずひとつは、世界中を熱狂させた「アベンジャーズ」シリーズに続く物語だという点だ。

第5弾である次作のタイトルは、「アベンジャーズ ザ・カーン・ダイナスティ(原題)」。一方で、「アントマン&ワスプ クアントマニア」のラスボスは“征服者”カーンという。

今作のカーンと、「ザ・カーン・ダイナスティ」(ダイナスティ/Dynasty=王朝、王家の意)。この符号が意味することは、両作品の強い結びつきにほかならないだろう。マーベル社長で今作プロデューサーのケビン・ファイギが「(『アントマン&ワスプ クアントマニア』は)次の『アベンジャーズ』へ直結する作品」と明言していることも、この考察の信憑性を補強している。

誤解を恐れずに言えば、待ち望まれまくっていた「アベンジャーズ」シリーズが、数々の傑作をもって展開された“豪華すぎる助走期間”を終え、ついに本格的に始まる――。


●[超重要作である理由②]製作陣が自信を持って断言「『シビル・ウォー』に匹敵する影響力」
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「アントマン&ワスプ クアントマニア」が超重要だとするもうひとつの根拠は、プロデューサーのスティーブン・ブルサードによる発言。彼はなんと、今作が「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」と同等の影響を及ぼすと断言しているのだ。

「シビル・ウォー」といえば、キャプテン・アメリカやアイアンマンらの分断を衝撃的に描き、重大な悲劇が起きた「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」に直接的につながり、ひいては「アベンジャーズ エンドゲーム」の事件の遠因(間接的な原因)にもなった超重要作だ。

それに匹敵する物語を、これから観ることを想像すると……身体を内側から温めるような期待感がわいてこないだろうか。ゆえに劇場公開されるや否や、何もかも捨て置いて観に行くべき作品なのである。


【えげつなく面白そう】“征服者”カーンがやばすぎる
“究極の能力”は、サノスもDIOも五条悟をも超越する?

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今作を知れば知るほど“面白そう”とたまらなくなってくるが、その魅力の根源はもうひとつ、ラスボスともいえる“征服者”カーンだ。彼とアントマンの死闘を目撃するために、映画館へ足を運ぶ価値がありそうだ。


●[カーンの能力]過去・現在・未来を自在に行き来し、未来や過去を書き換える
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そもそもカーンとは何者か? 細かい設定を説明すればキリがないので、取り急ぎは“能力”だけを押さえておいてほしい。

その力はまさに“チート級”。「過去・現在・未来を自在に行き来し、未来や過去を書き換えられる」……時間・時空を操る強力無比な能力者なのだという。

どういうことか? 想像するに、過去に戻って「サノスがアベンジャーズに敗れる」ことを回避し、指パッチンを完遂させることも可能なのではないか? 「インフィニティ・ウォー」の悪夢、再びである。さらに極端にいえば、「ヒーローたちがカーンを知った」という過去を書き換えられれば、その存在を知られることもなく、自身の野望を達成できる。つまりヒーローたちは、対決することすら不可能なまま敗北を喫するのである。

……え、待ってくれ。自分で書いていてびっくりした、本当にそんなことができるなら、カーン強すぎやしないか? アントマンはどうやってカーンに勝つというのか――?


●[つまり歴史上、最強候補]あのサノスを超えるかもしれない敵…最小の男はどう立ち向かう?
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時間や時空を操る能力といえば、古今東西のマンガやアニメや映画で“最強・最悪”として描かれることが多い。「ジョジョの奇妙な冒険」のDIOや吉良吉影やディアボロやプッチ神父、正確には概念がやや異なるが「呪術廻戦」の五条悟が思い浮かぶ。しかし我々が考えるに、カーンはその誰とも違う、あるいは上位互換のような圧倒的な能力者だ。

相対すれば、アベンジャーズを壊滅させたサノスも無事ではすまないだろう。「ワンパンマン」のサイタマや「ドラゴンボール」の孫悟空ら、歴代のチートキャラでもカーンにすんなり勝つイメージがわかない……。

つまり歴史上、最強候補の凶敵・狂敵。しかし、上記のような能力が無制限かつ自在に使えるのならばお手上げだが、予告映像ではカーンとアントマンが殴り合う様子も収められている。弱点や攻略法を見つけたのだろうか? 心理面、知能面で最高クラスに興奮するバトルが待ち受けていることは確実だ。


●[最高の環境]でご鑑賞を――無限に広がる“感動的な物語”と“未知の映像体験”
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可能な限り集中・没入できる映画館で鑑賞すれば、未知の映像と感動の物語に心が激動し、忘れがたい体験となるはず。

物語の舞台は量子世界であり、時空を超える描写も多数あるゆえに、“観たことのない映像体験”が待ち受けている。さらに主人公のスコット・ラングが、最愛の娘との“失われた時間”を取り戻すため、自己犠牲を払う展開も予想される。呼吸困難なほど嗚咽するような、激烈にエモーショナルな物語にも期待が寄せられる。

さらにさらに、2023年は「アントマン」をはじめ、マーベルの注目作が目白押し。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」(5月3日全国公開)、「ザ・マーベルズ(原題)」(7月28日全米公開予定)など、映画館で体感してほしい作品が続々と公開されるので、また楽しい1年となりそうだ。

繰り返しになるが、「アントマン&ワスプ クアントマニア」は次の「アベンジャーズ」に続くとされている超重要作。マーベルファンのみならず、「アベンジャーズ」を観たことがある人、ひいては映画ファン全員が必見。絶対に観逃さないようご注意を!


【実際に観てみた】どんなところが“壮絶”だった?
ぶっ飛ぶほどの映画体験をネタバレなしでレビュー!

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衝撃を与えるのは一体どんなシーンか? そして、次なる「アベンジャーズ」に続くという噂は本当なのか? 映画.com編集部が実際に鑑賞して確かめてきたレビューをお届けしよう。


●次なる「アベンジャーズ」への関連は……予想以上に“深かった”!
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まず、多くの観客が気になっているであろうことの結論を、ネタバレを避けつつ述べていく。

「アベンジャーズ ザ・カーン・ダイナスティ(原題)」との関連性はかなり深いと言っていいだろう。今作の征服者カーンの存在は、やはり上記のサブタイトルと密接に結びついているし、肝心のカーンが何者で、何を求めているのかが、全編で克明に描かれている。

その意味で「アベンジャーズ ザ・カーン・ダイナスティ エピソード0」と言える作品でもあった。さらに言うと“正義と悪という概念”そのものを揺るがしかねない展開も予想できる……。何はともあれ、今作を観なければ始まらない!


●“失敗してもいい” 心に訴えるメッセージが、人生を肯定してくれる
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実際に鑑賞して「これはすごいぞ……!」と心を鷲掴みにされた要素を、わかりやすく箇条書きでまとめてみた。

・量子世界の映像がとんでもない! 「マインクラフト」のネザーを想起する世界観

・「スター・ウォーズ」「DUNE」を彷彿させるシーンも大量、SF映画ファン必見!

・バトルが壮絶…言葉では言い表せない、大小の概念がぶっ壊れる瞬間に圧倒された

・主人公グループが未知の世界ではぐれ、二手に分かれて冒険するワクワク展開あり

・カーン、時を操る特殊能力の前に、通常のパワーが強すぎてやばい

・カーン、諦めや悲しみを抱えた哀れさが漂っていて唯一無二

・父親スコットが娘キャシーを大事に思うあまり、行動を制限する…その親心は正しいのか?と考えさせられる

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見どころはそれこそ無数。そのなかで、アントマン/スコットやキャシー、そしてカーンらの人間模様を観て、自分自身の内面が揺り動かされたような感覚があった。

この映画には、人生に失敗した人ばかりが出てくる。クソ野郎と罵られる人物もいる。それでも、彼らの物語を通じて伝えられる“失敗してもいい”“またトライして、次は成功すればいいのだから”とのメッセージは、筆者の人生をも肯定し、勇気をくれたように思えた。

今作は「アベンジャーズ」シリーズに興奮した映画ファンはもちろん、それ以外の映画ファンも、コアなマーベルファンも、さまざまな観客を魅了するに違いない。公開されたらば、できる限り早く観に行くことを強くおすすめする。

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