笑顔がトラウマと化すホラー「Smile」が大ヒットスタート!【全米映画ランキング】
2022年10月4日 20:00

北米映画市場は、今年最低のスランプから脱し、1カ月間ゆっくりと上昇を続け、10月初週の週末を迎えました。パラマウントのホラー映画「Smile(原題)」が、週末3日間の興行収入ランキングで首位を獲得しました。同作は、ソシー・ベーコン(「チャーリー・セズ マンソンの女たち」)演じる精神科医ローズが、患者と彼女自身の間に起こった、ヒステリックで忘れられない体験を探る物語。ローズは、患者が笑顔で自殺するところを目撃して以来、笑顔がトラウマになり、その後、周囲で不穏な出来事が連続します。メジャーリーグの中継カメラに、不気味な笑顔を浮かべ、一点を見つめ微動だにしない人々を映すという、恐怖のプロモーションも話題となりました。
1週間前に米テキサスで開催されたファンタスティック・フェストでプレミア上映され、週末3日間の興収は2200万ドルを記録し、製作費1700万ドルを早くも上回りました。このオープニング興収は、8月上旬に公開された「ブレット・トレイン」(3010万ドル)以降で最大の金額となり、絶好調のスタートを切りました。
現在、最も多くの映画館で上映されているワーナー・ブラザースの「ドント・ウォーリー・ダーリン」は、2週目の週末も上映館数を増やしながらも、2位に転落。週末3日間で興収730万ドルを稼ぎましたが、初週の週末3日間の1920万ドルから、大幅に下落しました。2週間で累計興収3200万ドルとなり、製作費3500万ドルに迫っています。
ユニバーサル・ピクチャーズのゲイロマンティックコメディ「Bros(原題)」は、4位に初登場。主演のビリー・アイクナー(「ライオン・キング」)を含め、主要キャスト全員がオープンリーのLGBTQで、ふたりの男性が交際を試みる姿を描いています。ジャド・アパトー(「15年後のラブソング」)が製作、ニコラス・ストーラー(「ネイバーズ」)が監督、アイクナーが脚本も兼ね、マーク・シェイマン(「メリー・ポピンズ リターンズ」)が音楽を担当。9月上旬にトロント映画祭でプレミア上映され、週末3日間の興収は480万ドルを記録しました。
サリガマ・シネマズが公開した、インドのタミル語のファンタジー歴史大作「Ponniyin Selvan: Part One(原題)」は6位でスタート。10世紀のチョーラ帝国を描いた同作は、週末3日間で興収410万ドルを上げ、9月に公開されたディズニーのインド映画「Brahmastra Part One: Shiva(原題)」のオープニング興収440万ドルに匹敵する数字となりました。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【最愛の妻がテロリストに殺された――】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者のヤバい映画
【アクション好きに激烈オススメ】とにかくイカれてる!ハチャメチャに次ぐハチャメチャが痛快すぎた!
提供:KADOKAWA

絶対に絶対に絶対に“超ネタバレ厳禁”
【涙腺崩壊、感情がぐちゃぐちゃで大変】早く話したいから、お願いだから、みんな早く観てほしい。
提供:リトルモア

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI