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シャーリーズ・セロン&アルフォンソ・キュアロンが製作 フィリップ・K・ディックの家族描く「Jane」

2022年8月3日 20:00

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フィリップ・K・ディックの家族を描く
フィリップ・K・ディックの家族を描く
Photo by Kevin Winter/Getty Images Photo by David M. Benett/Dave Benett/Getty Images for The National Gallery

ブレードランナー」「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」など数々のヒット映画の原作で知られるSF作家フィリップ・K・ディック(1928~1982)と、ディックの双子の妹で生後6週間で亡くなったジェーンを描く新作映画「Jane(原題)」が、米アマゾン・スタジオで製作されることがわかった。

米ハリウッド・レポーターによれば、本作はディックの娘でプロデューサーのアイサ・ディック・ハケット(ドラマ「高い城の男」)による企画で、アルフォンソ・キュアロン(「ゼロ・グラビティ」「ROMA ローマ」)、シャーリーズ・セロン(「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「スキャンダル」)がハケットと共同プロデュースする。キュアロンは監督、セロンは主演も検討しているという。

「Jane(原題)」は、ジェーンが心の闇に苦しむ兄を救おうとしながら、彼の作り出す魅惑的な異世界に深く入り込んでいく、感動とスリルとダークなユーモアがあふれるストーリーになるようだ。ジェーンの死はディックの人生観と創作に強く影響したと言われており、本作はディックが夢見ていたジェーンが生き延びている代替現実を舞台に、ジェーンの物語と彼女の視点から見たディックを描く。

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