「バーフバリ」監督最新作「RRR」10月21日公開 インド映画史上最高製作費をかけた豪華絢爛な映像とアクション
2022年7月21日 18:00
世界的大ヒットインド映画「バーフバリ」シリーズを生み出したS・S・ラージャマウリ監督の最新作「RRR(原題)」が、「RRR」(読み方:アールアールアール)として10月21日に公開される。
インド映画史上最高製作費7200万ドル(97億円※1ドル=135円換算)をかけた本作のタイトル「RRR」は、Rise(蜂起) Roar(咆哮) Revolt(反乱)の頭文字が由来したもの。舞台は、1920年、英国植民地時代のインド。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr./通称NTR.Jr)と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ(ラーム・チャラン)。敵対する立場の2人は互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となっていく。インド激動の時代で、彼らが選ぶのは友情か? 使命か? 家族、誇り、そして一国の未来をも背負った2人の友情と壮絶な戦いが描かれる。
本国インドで公開されるやいなや爆発的な大ヒットとなり、本年度のインド国内の興行収入No.1の座を獲得。世界でもオープニング興収(2022年3月25日~3月27日)5400万ドル(日本円で約74億円※1ドル=135円換算)を叩き出し、北米では公開当時、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」など、ハリウッドのメジャー大作を超える快挙を達成。さらにインド国内の初日興収は約16億ルピー(日本円で約28億円※1ドル=135円換算)を記録し、この成績は「バーフバリ 伝説誕生」「バーフバリ 王の凱旋」を超え、初日興収歴代第1位となった。
“ラージャマウリ節”全開の豪華絢爛なスケール感満載の映像と他に類を見ないアクションの数々、そして興奮必至の怒涛のストーリー展開で、ハリウッド批評家協会賞ではインド映画初となる最優秀作品賞にノミネート。米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では94%(22年7月20日時点)という驚異の満足度を記録し、早くも今年のベストムービーに選出。さらに海外メディアからも「今年最高の1本!最も革命的!」(Rolling Stone)、「壮大で爆発的な映画だ!」(Indie Wire)、「ハリウッドが到達できない壮大なハンマーの様な作品」(EMPIRE)と絶賛評が続いている。
日本での公開が決定し、ラージャマウリ監督は「『RRR』が日本で公開されることが本当に嬉しいです!『バーフバリ』は日本の皆さんから圧倒的な愛情、称賛、支持を頂きました。また『マガディーラ』や『マッキー』も深い愛のお陰で良い成績を収めることができました。他の国と同様に、日本でも皆さんに『RRR』を愛して頂けるよう祈っています。10月にお会いできるのを楽しみにしています」とコメントを寄せている。
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