マガディーラ 勇者転生
劇場公開日:2018年8月31日
解説
インド映画史上歴代最高興収を達成し、日本でもロングランヒットを記録した「バーフバリ」2部作のS・S・ラージャマウリ監督と、「バーフバリ」のスタッフが集結し、2009年に製作されたスペクタクルアドベンチャー。1609年、ウダイガル王国・国王の娘ミトラ姫と愛し合っていた近衛軍の伝説的戦士バイラヴァは、王国とミトラ姫を手中に収めようとする軍司令官ラナデーヴの陰謀によって、無念の死を遂げる。それから400年後のインド・ハイデラバード。バイクレーサーのハルシャは町で偶然にある女性の手に触れた瞬間、かつての記憶が脳裏に現れ、自身の前世が戦士バイラヴァであることを自覚する。やがてハルシャは、ミトラ姫の生まれ変わりであるインドゥと400年の時を経た再会を果たすが、2人の仲を引き裂いたラナデーヴもまた、インドゥの従兄弟ラグヴィールとして転生していた。
2009年製作/139分/PG12/インド
原題:Magadheera
配給:ツイン
スタッフ・キャスト
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2022年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ラージャマウリ監督の『バーフバリ』が2015年製作、こちらは2009年の作品だが、『バーフバリ』の成功に乗って2018年に日本でも公開されたらしい。
主演のラーム・チャランは、公開当時24歳、撮影時は22、23歳くらいなのかな。
前世シークエンスは全て面白かった。絢爛豪華な舞台や衣装も目を引くし、ストーリーも分かりやすく、アクションも素晴らしい。
やっぱり見せ場は「百人斬り」のシーン。この迫力と切なさが、作品冒頭のシーンに続くのだが、この一連の部分なら5点です(笑)何回も観たくなる。
チャランのアクションも素晴らしく、腰が据わっているというか、とにかく動きが美しい。彼は優れたダンサーでもあるので、やはり関係あるのだろうか。
余談だが、肉弾戦アクションで「本当は弱そう」に見えてしまう俳優さんがいることも否めない。
チャラン氏のアクションは、美しくて、説得力があって、飛び道具、台詞なしでもシーンが完成されるように思える。
転生後の現代は、コメディー調でエンタメ的にバランスを取っているのかもしれないけど、少し自分には冗長に感じた。バイクの大会シーンは要るのかな。当時の若きスター、ラーム・チャランを見せる為だけのよう。ダンスなど楽しめもするけど。
ダンスと言えば、チャラン氏の実父であり往年のスター、チランジーヴィ氏もゲスト出演。実の親子が絡む、ファンへのサービスシーンだ。バイクシーンの一部なのだが、度肝を抜かれ笑えるので必見。いや、インドの俳優さんはみんな踊れて凄いなぁ。
ただ知らない人が見たら、何なんだか意味不明だろう。
インド映画があまり好きではないという人がいる、その理由は、このような「身内ネタ」が多いことも一つだと思う。
ダンスが多用されるミュージカル仕立て、歌舞伎のような演出の独特の型など、それが良さでもあるけれど、観客が世界規模で集まるようになるにつれて、そのような部分は少なくなって行くのだろうと思う。『RRR』を観てそう思った。
上手く良さを残した楽しい映画を、今後も楽しみにしています。監督、俳優さん、スタッフの皆さんに感謝です。
ちなみに当作品の予算は、インド映画当時最大の約9億円とのこと。
13年後の『RRR』は約97億円。その差は、技術進歩の差と共に、歴然と画面に見られた。
プリンセス役のカージャル・アグルワールも良かった。
何だか長くなってしまいましたが感想です。
2022年11月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
全体的によくまとまっていた
初めてインド映画をちゃんと見たけど結構しっかりしてた
女優がきれいだったし
アクションもかっこよかった。
ストーリーはありがちを通り過ぎてくさい。しかしそれがいい感じもした。
エンディングロール楽しい\(^o^)/
楽曲が好みかな。踊りも少し独特な印象で真似したい!CG技術は荒いけれどそれも取り入れたアクションは大胆で派手で楽しい。お話?まぁ、そんなものはどうでも良いのです。重厚なバーフバリよりは軽快で気軽に楽しめるんでは?