スカーレット・ヨハンソン、クリスティン・スコット・トーマス初長編監督作に主演
2022年6月17日 18:00

スカーレット・ヨハンソンが、クリスティン・スコット・トーマスの長編監督デビュー作となる「The Sea Change(原題)」に主演することが決定した。米Deadlineが報じている。
「The Sea Change」は、英小説家の故エリザベス・ジェーン・ハワードが1959年に出版した同名小説の映画化。主人公は、ロンドンの著名な劇作家エマニュエルと病弱な妻リリアンの裕福だがわだかまりを抱えた夫婦。マネージャーとともに旅をする中で、2人の不安定な結婚生活に変化が訪れる物語だ。ヨハンソンの役どころは明かされていないが、リリアン役を演じるものとみられている。
「イングリッシュ・ペイシェント」でオスカー候補となったトーマスにとって初めての長編監督作。「コレット」「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」のレベッカ・レンキェビチが脚本を執筆し、「追想」「帰らない日曜日」のトーステン・シューマッハーが製作を務める。
ヨハンソンの今後の出演作には、ウェス・アンダーソン監督の「Asteroid City(原題)」や、クリス・エバンスと共演する大作映画「Project Artemis(原題)」、「ナチュラルウーマン」のセバスティアン・レリオ監督の新作「Bride(原題)」などがある。一方、トーマスはApple TV+の「窓際のスパイ」に出演しているほか、マルク・フィトゥシ監督の新作コメディ映画「Les Cyclades(原題)」やルパート・エベレットがメガホンをとる「Lost and Found in Paris(原題)」への出演が控えている。
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