レア・セドゥー、エマニエル夫人に オドレイ・ディワン監督の初英語作品
2022年5月21日 21:00

1974年の映画でも有名な仏作家エマニエル・アルサンの小説「エマニエル夫人」が、レア・セドゥー主演で再び映画化されることがわかった。ベネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた「L'Evenement」の仏監督オドレイ・ディワンが手がける初の英語長編作品となる。
原作は、夫の赴任地バンコクで若妻エマニエルがさまざまな男女と出会い、本能の赴くままに性体験を重ねながら快楽を探求していく官能小説。74年の映画「エマニエル夫人」はオランダの女優シルビア・クリステルさん(2012年に他界)が主演して一躍スターとなり、籐椅子に腰かけたポスターや主題歌も人気を集めた。クリステルさんはその後シリーズ化された「続 エマニエル夫人」(75)、「さよなら エマニエル夫人」(77)にも主演。米Deadlineによれば、セドゥーが主演する新作「Emmanuelle(原題)」は、ディワン監督とレベッカ・ズロトブスキ(「プラネタリウム 」「グランド・セントラル」)が共同で脚本を執筆する。
ディワン監督の長編第2作「L'Evenement」は、作家アニー・エルノーの自伝的小説を映画化。堕胎が法的に認められていなかった60年代前半のフランスで、予期せぬ妊娠をしてしまった女子学生(アナマリア・バルトロメイ)の苦悩を描いた作品で、2021年のベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞した。
セドゥーは、デビッド・クローネンバーグ監督の新作「Crimes of the Future(原題)」で、ビゴ・モーテンセン、クリステン・スチュワートと共演。同作は、5月17日に開幕する第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー