オドレイ・ディワン

フランス出身。2008年に脚本家として活動を始め、セドリック・ヒメネス監督の「フレンチ・コネクション 史上最強の麻薬戦争」(14)、「ナチス第三の男」(17)、「バック・ノール」(20)の脚本を手がける。
19年、「Mais vous etes fous」で長編監督デビュー。監督第2作「あのこと」(21)で作家アニー・エルノーの実体験に基づく短編小説「事件」を映画化し、第78回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞、国際的な知名度を得た(エルノーは22年、ノーベル文学賞を受賞)。
自身初の英語作品となる次作「Emmanuelle」では主演にレア・セドゥを迎え、監督のほか製作と脚本も兼ねる。