阿部サダヲ、サイコキラー役で名言「晴れ時々殺人みたいな」 爪が顔に見える“病”も告白
2022年5月7日 14:00

俳優の阿部サダヲが5月7日、都内で行われた映画「死刑にいたる病」の公開記念舞台挨拶に出席。表と裏の顔を持つサイコキラーに挑んだ阿部は「普通の人に見えるように演じました。晴れ時々殺人みたいな感じです」と役作りについて語った。

「凶悪」「孤狼の血」シリーズの白石和彌監督がメガホンをとった本作は、24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、事件を独自に調べ始めた大学生・雅也が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描く。5月6日から全国236館で公開された。
本作で謎の男を演じた岩田剛典は「阿部さんが演じたサイコキラーは、邦画史に残るんじゃないかというくらいインパクトがありました」と絶賛。それでも、阿部の「晴れ時々殺人」発言には「名言ですね」と苦笑し、雅也役で阿部と主演を務めた岡田健史も「わからないです」と困惑していた。
舞台挨拶では、タイトルにちなんでそれぞれ病的にはまっているものを発表することに。岡田は「料理」、岩田は「ベランピング」と紹介するなか、阿部は「爪が顔に見える」と告白。犯行後に被害者の爪を剥ぐ榛村を演じた影響からか、「僕は爪が好きなんでしょうね」と笑い、「撮影が終わってから爪をよく見るようになって、爪を見ていると顔に見えてくるんです。最近は、左の薬指の爪が天海祐希さんに見えてくる。そこまでいっています」と明かして岡田に薬指の爪を見せたが、首を傾げられていた。

最後に、岡田は「僕自身思い入れのある映画になっています。自分の芝居のクオリティも含め、個人的にもこれからもこの身に宿していきたいと思う映画です」と熱弁し、「重い映画ですが、皆さんの人生のなかにこの映画が刻まれたら幸いです」と話していた。
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