「スパイダーマン」スピンオフ映画、主演はラッパーのバッド・バニー
2022年5月7日 16:00

プエルトリコ出身の人気ラッパー、バッド・バニーが、「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ映画「El Muerto(原題)」でマーベルの実写映画としては初となるラテン系アメリカ人の主人公を演じることがこのほど、米ラスベガスで開催されたシネマコンで発表された。
主人公は、超人的なパワーを発揮できるマスクを先祖から受け継いできたレスラーのエル・ムエルトことフアン・カルロス。コミックではチャリティ試合でスパイダーマンと対戦し、ピーター・パーカーの素顔を暴く寸前まで追い詰めたキャラクターだ。米バラエティによれば、父親から力を受け継ぐ前のアンチヒーローとして描かれるようだ。
プレゼンテーションにサプライズで登場したバッド・バニーはプロレスファンであることを告白。そして、「エル・ムエルトに命を吹き込むなんて信じられない。とてもエキサイティングだ」と喜びを語った。
ラテン系音楽界をリードするバッド・バニーは、アルバム「YHLQMDLG」で2020年の第63回グラミー賞の最優秀ラテンポップ/アーバンアルバム賞を受賞し、Spotifyで最も配信されたアーティストの座に同年から2年連続で輝いた。昨年からはWWEにも参戦。俳優としては、ドラマシリーズ「ナルコス メキシコ編」に出演するほか、ブラッド・ピット主演で伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を実写映画化する「ブレット・トレイン」で映画デビューを果たす。
「El Muerto」は24年1月12日から全米で公開予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント