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Twitterへの148の連続投稿から誕生 セレブを熱狂させた“リアルSNSストーリー”「Zola ゾラ」8月26日公開

2022年4月28日 11:00

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ジャニクサ・ブラボー監督「まるで『ボーダック・イエロー』と『ブルーベルベット』の交差点」
ジャニクサ・ブラボー監督「まるで『ボーダック・イエロー』と『ブルーベルベット』の交差点」
(C)2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved

米デトロイト在住の女性によるTwitterへの計148の連続投稿と、その物語をフィーチャーしたローリングストーン誌の記事を、気鋭の映画スタジオ・A24が映画化した“リアルSNSストーリー”「Zola(原題)」が、「Zola ゾラ」の邦題で、8月26日に公開されることが決定。あわせて披露された特報には、ダンスの出稼ぎ旅に出かける女性たちの姿がおさめられている。

企画の始まりは、2015年10月、デトロイトに住むアザイア“ゾラ”キングがTwitterに投稿した、スリリングな計148のツイート。「ムーンライト」「ミッドサマー」など次々にヒット作を生み出すA24が手がけた映画版では、「マ・レイニーのブラックボトム」でダシー・メイを演じ、存在感を発揮したテイラー・ペイジと、エルビス・プレスリーの孫で、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「アンダー・ザ・シルバーレイク」などで知られるライリー・キーオが共演した。SNSと現実が交差する、いまという時代を映した、オフビートな青春を描く。

物語の主人公は、デトロイトのウエイトレスで、ストリッパーでもあるゾラ(ペイジ)。ある日、勤め先のレストランに客としてやってきたステファニ(キーオ)と、「ダンスができる」という共通点で意気投合し、連絡先を交換する。その翌日、ゾラはステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急な出来事に困惑しながらも、一緒にフロリダへ向かうことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは、ゾラは想像もしていなかった――。

本作は、2020年のパームスプリングス国際映画祭(新人監督賞)をはじめ、22年のインディペンデント・スピリット賞(主演女優賞・脚本賞)、ブラックフィルム批評家サークル賞(パイオニア賞)、ブラックリール賞(優秀インディペンデント映画賞)など受賞を重ねてきた。全米公開当時は、ミッシー・エリオットケイティ・ペリーらがSNSで言及し、本作を2度見たカニエ・ウェストは、劇伴のミックスを発表するなど、多くのセレブたちが熱狂。劇中ではUSHER、「MIGOS」、「2 CHAINZ」など人気アーティストたちの楽曲が使用されている。

監督を務めたのは、長編デビュー作「Lemon(原題)」(2017)がサンダンス映画祭で絶賛され、人気ブランド「miu miu」の女性監督シリーズに抜てきされたジャニクサ・ブラボー。ブラボー監督は、「アザイアのツイートはガッツと迫力のある展開で、まるでカーディ・Bの『ボーダック・イエロー』とデビッド・リンチの『ブルーベルベット』の交差点」のように感じたという。主人公ゾラについては、「ゾラはアメリカで働きながら暮らす若い黒人女性です。自分を認めてくれない、守ってくれない環境のなかで、彼女は主体性を保っている。私はその主体性に強く惹きつけられたのです」と明かす。撮影は、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」で第94回アカデミー撮影賞にノミネートされたアリ・ウェグナー、サウンドトラックは「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」の“ミカチュー”ことミカ・レビが担当する。

特報はステファニが、「先月フロリダで踊ったんだけど、一晩で5000ドルも稼げる」と、ゾラを旅へと誘う冒頭パートを活写。ポップな音楽と、カラフルな色づかいが印象的な映像となった。

Zola ゾラ」は8月26日から、東京の新宿ピカデリー、渋谷パルコ8F ホワイト シネクイントほか全国で公開される。R18+指定。

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