映画プロデューサーの佐々木史朗さん死去 「家族ゲーム」「転校生」など
2022年4月27日 16:30

映画プロデューサーの佐々木史朗さんが4月18日、肺がんで死去していたことがわかった。享年83。自身が設立した映画製作会社オフィス・シロウズが発表した。佐々木さんの生前の遺志により、近親者のみで葬儀が執り行なわれ、後日「お別れ会」を予定している。
佐々木さんは1939年、中国・大連生まれ。TBS勤務を経て、1970年に東京ビデオセンターを設立。1979年日本アート・シアター・ギルド(ATG)の代表に就任し、大森一樹、長崎俊一、森田芳光ら自主映画の作家たち、また井筒和幸や根岸吉太郎といった新進気鋭の若手監督たちの作品を次々とプロデュースした。
1993年にオフィス・シロウズを設立すると、中江裕司や李相日、西川美和、沖田修一ら、才能ある若い作り手を世に送り出し続ける。2011年には、今村昌平監督の念願であった日本映画大学を設立し、理事長に就任した(2018年退任)。
主なATGプロデュース作品は「ヒポクラテスたち」「ガキ帝国」「遠雷」「転校生」「九月の冗談クラブバンド」「TATTOO〈刺青〉あり」「家族ゲーム」「逆噴射家族」など。
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