転校生

ALLTIME BEST

劇場公開日

29%
57%
14%
0%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

“男の子と女の子の体が入れ替わってしまった”思春期の中学生の男女を描いた青春映画。原作は山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』(旺文社刊)、脚本は「ゴキブリ刑事」の剣持亘、監督は「ねらわれた学園(1981)」の大林宣彦、撮影は「霧のマンハッタン」の阪本善尚がそれぞれ担当。

1982年製作/112分/日本
原題:Sayonara, Me
配給:松竹

ストーリー

広島県・尾道市。斉藤一夫は8ミリ好きの中学三年生で、悪友たちと女子更衣室をのぞいたり悪ガキぶりを発揮するごく普通の少年である。そんな彼のクラスにある日、斉藤一美という、ちょっとキュートな少女が転校して来た。一美が大野先生に紹介された途端、一夫を見て叫んだ「もしかしてあなた一緒に幼稚園に行っていたデベソの一夫ちゃんじゃない?」二人は幼馴染みだったのだ。久しぶりに一夫と再会した一美は大喜びだが、子供の頃の自分の恥部を知られている一夫にとっては大迷惑。その日の帰り道、神社の階段の上で、一夫はつきまとう一美めがけてコーラの空缶を蹴飛ばした。驚いた一美は階段から落ちそうになり、一夫は押さえようと抱きつくが、二人はそのままころげ落ちた……。しばらくたって二人は意識をとり戻し、それぞれの家に帰るのだが、二人の体が入れ替っていることに気がつき、愕然とする。男の子の体になってしまった一美は泣き出すが、とりあえず、お互いの家族、友人の中で生活することにした。突然、男っぽくなった一美や、逆に女っぽくなった一夫にそれぞれの家族は戸惑うが、まさか入れ替っているなどとは考えてもみない。学校でも一夫が突然勉強ができるようになって周囲が驚くのだが、悪友たちがオカマっぽくなった一夫をからかうと、一美が怒って連中をのしてしまうのだ。そんなある日、一美はボーイフレンドの弘と会うことになった。一夫は一美を演じているうちに弘をからかったため、一美を怒らせてしまう。やがて、一夫が父の転勤で横浜に引っ越すことになった。いつまでたっても元に戻らぬ二人は、絶望的になっていき、特に一美は自殺を考えるまで追い込まれてしまう。が、一方で、互いの体に嫌悪感さえ覚えながらも、徐々に異性としての愛情が芽生えていく。一夫の引っ越しが間近に迫ったある日、あの神社の階段の上で、二人はふとしたハズミで再び転げ落ちてしまった……。気がついてみると、二人は元の一夫と一美に戻っていた。「オレ一美が大好きだ」「この世の中で誰よりも一夫君が好き」泣きながら抱き合う二人。数日後。引っ越し荷物を積んだコンテナ・トラックに一夫と両親が乗り、一美が見送りに来ている。動き出したトラックの助手席から、追って来る一美を8ミリで撮る一夫。「サヨナラ、オレ」「サヨナラ、あたし!」。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第6回 日本アカデミー賞(1983年)

ノミネート

新人俳優賞 尾美としのり
新人俳優賞 小林聡美
詳細情報を表示

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.0大好きなオレ、大好きなアタシ、大好きな尾道、大好きな大林映画

近大さん
2020年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
近大

4.0「君の名は。」を観て以来、男女人格入れ替えがどこかで気になっている

daikaさん
2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「転校生」を30年前くらいに観たとき、あのシーンが妙に印象に残った。なにせ、思春期で成長期の肉体を持つ若い男女が〇〇してしまうのだ。そんな災難のような幸運のようなことつまり若い男女にとっては一大事!が起きてしまうためには、それなりにふたりの肉体に同時に大変なことが降りかからなければ成立しない。納得できない。説得力を持たせるために、映画としてどんなシーン絵が必要なのだろうか、と監督は思案したはずなのだ。(つづきはnote)https://note.com/daika/n/nf75acff62ba9?magazine_key=m8000cfeda611

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
daika

3.5新海誠はこの映画なしに存在しなかった

sugikenさん
2020年4月27日
iPhoneアプリから投稿

●転校生モノというジャンルを新たに作り上げた功績
●小林聡美の少年演技の尾美としのりの少女演技の素晴らしさ
●切ない別れのラストシーン

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
sugiken

5.0野ばらに寄せて。

2020年4月11日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

幸せ

就職して広島に来た時に、最初に思ったのは「尾道に行かなくちゃ」。MTノンパワステの3HBを中古で買って千光寺に行きました。駐車場に車を置いてから、歩いた、歩いた。階段を下って登って、また下り。でも、あの石段らしき場所を見つける事は出来なくて、ロープーウェイ乗り場でお姉さんに尋ねたら、「斜面が違う」って言われました。きゃわいらしい丸字の案内付きの地図を書いてくれて「歩きんさい、すぐじゃけぇ」。これが結構、直ぐじゃ無い。しかも迷った。地図になっとらんやん、これ、何の落書き?なんて文句言っても始まらない。それでも、なんとかM天満宮に辿り着き。薄曇りの休日の夕方は、やや強めの雨に煙り始めてて。傘持って来て良かったよ、と思いながら、「入れ替わり」が起きたと思しき場所に立つと、思わず顔がにやけて来た。キモいよ、俺。

あれから、尾道には何度も行ったけど、雨ばかりに出くわす。駅南から東側や海岸沿いの道路なんかは、きれいに整備され、ラーメンが名物になってたりして人通りも増えた様な気がするけれど、千光寺に登って行く階段や、頭を擦りそうになる高架や渡り廊下は古びるばかりで、逆にほっとする。一昔前は、「大林宜彦が好きで尾道までやって来て、ここを歩いてる人もいるよね」、なんて考えながらアーケードを歩いたりしたけど、今はどうなんだろう。この街の風景と人が好きで、この街の物語を映画にして、日本中の人を笑かして泣かしてシンミリさせた、大林宣彦さんの事も、彼の作った映画も、いつか忘れ去られてしまうんでしょうけど。

俺は忘れません。本当に好きでした。

額縁に入れて飾っておかなければ腐ってしまうような、お芸術でも無く。普遍性のあるメッセージで人々に高説を垂れるでも無く。非日常であっても身の丈である事を忘れず。歩いて行ける野原に咲いた、目を引く原色のバラの花を見つけた様な気持ちになる、大林宣彦の映画を忘れません。でも、痴呆になったらゴメンなさい。

色んな人の作品の中に、大林宣彦を感じることは、今でもある。
きっとこれからも、フェイクを感じさせるチャンガラでポップなスタジオ取りの画だったり、あざといくらいに「何か」デフォルメした「人物を中心にした風景」だったり、そんなんを見ると、「大林的やなぁ」なんて事、言うんだと思う。

合掌

コメントする (コメント数 9 件)
共感した! (共感した人 6 件)
bloodtrail
すべての映画レビューを見る(全10件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「転校生」シリーズ関連作品