ブロードウェイ舞台「ピアノ・レッスン」にサミュエル・L・ジャクソン、ジョン・デビッド・ワシントンら
2022年4月11日 15:00
米劇作家オーガスト・ウィルソンのピュリッツァー賞受賞戯曲「ピアノ・レッスン」のブロードウェイ公演に、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・デビッド・ワシントン(「TENET テネット」)、ダニエル・ブルックス(「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」)が出演することがわかった。
米バラエティによれば、ジャクソンは本作の1990年のブロードウェイ公演に出演していた。今回のリバイバル公演は、ジャクソンの妻で2014年の舞台「陽なたの干しぶどう」でトニー賞主演女優賞にノミネートされたラターニャ・リチャードソン・ジャクソンがブロードウェイ初演出を手がける。ウィルソンの戯曲をブロードウェイで女性が演出するのはこれが初めてとなる。
「ピアノ・レッスン」は1936年のペンシルベニア州ピッツバーグを舞台に、先祖たちの顔が刻まれた家宝のピアノの処分をめぐり姉と弟が対立しながら、歴史と向き合わなければ前に進むことはできないと悟る物語。リバイバル公演は、9月19日からセント・ジェームズ劇場で開幕する。
ちなみに、ワシントンの父デンゼル・ワシントンは、本作の映画化を企画している。デンゼルはウィルソンのピュリッツァー賞受賞戯曲「フェンス」の映画化で監督、主演を務め、アカデミー賞で作品賞をはじめ4部門でノミネート、ビオラ・デイビスが助演女優賞を受賞した。