イーサン・コーエン、ロードトリップ映画を単独監督
2022年4月6日 13:00

兄であるジョエル・コーエンと多くの作品を監督してきた弟イーサン・コーエンが、米フォーカス・フィーチャーズと英ワーキング・タイトルが製作するタイトル未定の新作で単独メガホンをとることがわかった。
米ハリウッド・レポーターによれば、今夏クランクインする新作は、イーサンと妻のトリシア・クックが2000年代中頃に共同で脚本を執筆した、レズビアンのロードトリップムービーのようだ。初期の脚本は、パーティーガールと内気な友人という女性2人組がフィラデルフィアからマイアミまで旅するなかでさまざまな出来事に遭遇するアクションセックスコメディで、アリソン・アンダース(「ストラッター」「ガス・フード・ロジング」)が監督する予定だった模様。当時はセルマ・ブレアやホリー・ハンター、クリスティーナ・アップルゲイト、クロエ・セビニーが主演候補に挙がっていたという。現在、脚本の内容がどの程度改稿されているかは明らかになっていない。
コーエン兄弟はこれまで、「ファーゴ」「ビッグ・リボウスキ」「ノーカントリー」「トゥルー・グリット」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」などで共同監督を務めてきた。最後に2人が監督したのは2018年の「バスターのバラード」。兄ジョエルが初めて単独監督した21年の「マクベス」は、デンゼル・ワシントンが第94回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた。
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