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「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」の巨匠ダグラス・トランブル氏死去

2022年2月10日 21:00

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ダグラス・トランブルさん
ダグラス・トランブルさん
Photo by Pier Marco Tacca/WireImage/Getty Images

2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「ブレードランナー」などを手がけた、米特撮界の巨匠ダグラス・トランブルさんが死去したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。

娘のエイミーさんによれば、トランブルさんは過去2年にわたり闘病生活を送っており、悪性中皮腫の合併症で2月7日に息を引き取ったという。79歳だった。

オズの魔法使」の特撮を手がけたドン・トランブル氏を父に持つトランブルさんは、もともとは建築家志望だったものの、写実的なイラストを描く能力を買われて、米航空宇宙局(NASA)や米空軍の短編映画を手がけるグラフィック・フィルムスに就職。同社が手がける短編映画がスタンリー・キューブリック監督の目にとまり、同社が「2001年宇宙の旅」の特撮を請け負うことになる。だが製作がアメリカからイギリスに変更となったため、グラフィック・フィルムスはお役御免に。それまでプリプロダクションに深く関わっていたトランブルさんは、キューブリック監督に直談判して特撮スタッフに参加。当初はコンピューター画面に映るグラフィック担当だったが、徐々に活躍の範囲を広げ、特殊効果スーパーバイザーのひとりとなる。クライマックスの星の門(スターゲイト)のシークエンスでは、スリットスキャンという技法を用いた。

同作の特撮スーパーバイザーは、トランブルさんと、グラフィック・フィルムスの同僚コン・ペダーソン、トム・ハワード、ウォリー・ビーバースの4人がいたが、アカデミー賞特殊視覚効果賞の候補者には人数制限があったことから、キューブリック監督は自らを代表として選択し、受賞。この件をきっかけに、トランブルさんとキューブリック監督は仲違いをすることになる。

初監督作「サイレント・ランニング」を経て、1974年にパートナーのリチャード・ユリシックとパラマウント内に特撮工房Future General Corpを立ちあげ、多くの作品に参加。ジョージ・ルーカス監督から「スター・ウォーズ」のオファーを受けるものの、スティーブン・スピルバーグ監督作「未知との遭遇」のスケジュールの都合で断っている。「スター・トレック」「ブレードランナー」などを手がけ、多くの後進を育てた特殊効果界の巨人として知られる。近年では、テレンス・マリック監督の「ツリー・オブ・ライフ」で、宇宙誕生のシークエンスのコンサルタントを務めていた。

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