クリステン・スチュワートが王室で孤立したダイアナ妃に「スペンサー ダイアナの決意」今秋公開&予告完成
2022年2月3日 06:00

クリステン・スチュワートがダイアナ元英皇太子妃を演じる「スペンサー(原題)」が、「スペンサー ダイアナの決意」の邦題で、ダイアナ妃の没後25年を迎える今年の秋に公開されることがわかった。あわせて、第79回ゴールデングローブ賞の主演女優賞(ドラマ)にノミネートされたスチュワートの熱演が光る、ダイアナ妃の孤独と苦悩をとらえた30秒予告編も披露された。
スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、20歳でチャールズ皇太子と結婚したダイアナ妃。彼女は世界中でダイアナフィーバーを巻き起こし、瞬く間に人気者となった。ふたりの息子を育てるかたわら、人道支援活動に情熱を注いだ。しかし1997年8月31日、交通事故で亡くなり、36歳という短い生涯を終えた。
本作は、ダイアナ妃がその後の人生を変える決断を下したと言われる、91年のクリスマス休暇に焦点を当てる。「トワイライト」シリーズのスチュワートがダイアナ妃、「ライオット・クラブ」のジャック・ファーシングがチャールズ皇太子を演じるほか、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリスらが共演。「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を描き、主演のナタリー・ポートマンを第89回アカデミー主演女優賞ノミネートに導いたパブロ・ラライン監督がメガホンをとる。世界の映画賞で109のノミネート、33の受賞を記録しており、オスカーノミネートにも期待が寄せられている。
1991 年のクリスマス、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係はすでに冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交うなか、王族たちはクリスマスを祝うため、エリザベス女王の私邸サンドリンガムハウスに集まる。しかし、息子たちとのひとときを除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。常に誰かに監視される日々に追いつめられた彼女は、生まれ育った故郷サンドリンガムで、人生を変える一大決心をする。
声優の沢城みゆきがナレーションを務める予告編では、夫の不倫、王室の異様な抑圧、マスコミに追われる日々に疲弊するダイアナが決死の覚悟で過ごした、クリスマスの3日間が切り取られている。夫チャールズとその愛人カミラが意味深な視線を投げかけ、チャールズが「言われた事だけをやれ」と冷たく言い放つシーンも。王室で孤立し、ぎりぎりの精神状態に追い込まれながらも、全力で走り、踊り、泣き崩れる等身大の姿がおさめられている。全編フィルムで撮影された圧倒的な映像美と、ダイアナの代名詞である華麗なファッションにも注目だ。
「スペンサー ダイアナの決意」は、今秋に全国公開。
(C)2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED
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