「ゼロ・グラビティ」監督のドラマシリーズにケイト・ブランシェット&ケビン・クライン主演
2022年1月8日 19:00
「ゼロ・グラビティ」「ROMA ローマ」のオスカー監督アルフォンソ・キュアロンが、作家ルネ・ナイトの小説「夏の沈黙」をドラマ化することがわかった。「アビエイター」「ブルージャスミン」のオスカー女優ケイト・ブランシェットと、「ワンダとダイヤと優しい奴ら」のオスカー俳優ケビン・クラインが主演し、米アップルTV+で配信される。
米Deadlineによれば、本作はキュアロンがすべてのエピソードで脚本、監督、制作総指揮を務めるとのこと。キュアロンはアップルと2019年に包括契約を結んでおり、本作が初めて手がけるテレビシリーズとなる。また、クラインもテレビシリーズ出演はこれが初めてとなる。
ドラマ「Disclaimer(原題)」は、社会的に信用された組織の暗部を暴くテレビドキュメンタリー制作者として活躍するキャサリン(ブランシェット)が、ベッドサイドにあった小説に目をとめる。パートナーを亡くした男(クライン)の書いたその小説の主人公が、長い間封印してきた過去の自分だと気づいたキャサリンは、誰も知らないはずの秘密が明かされていることに戦慄するというストーリーだ。キュアロンの製作会社エスペラント・フィルモとアノニマス・コンテントがプロデュースし、オスカー撮影監督のエマニュエル・ルベツキ(「ゼロ・グラビティ」)とブリュノ・デルボネル(「マクベス」)が撮影を手がける。ブランシェットは主演のほか、制作総指揮も務める。