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「キングスマン」最新作、ラスプーチン役の怪演に絶賛の声 重視したのは“空気感”

2022年1月7日 08:00

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強敵ラスプーチンに注目
強敵ラスプーチンに注目
(C)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織の活躍を描く人気シリーズ最新作「キングスマン ファースト・エージェント」(公開中)。日本でも多くの熱いファンから支持を集める本作で、キングスマンの前に立ちはだかる強敵ラスプーチンが注目を集めている。

ラスプーチンはかつて歴史上に実在した人物で、硫酸カリを飲まされても死ななかったという逸話を持つ“不死身の怪僧”。本作では、闇の狂団の陰謀によって勃発してしまった世界大戦を止めるため、立ち上がった英国貴族のオックスフォード公と息子のコンラッドの前に立ちはだかる強敵として現れる。

画像2(C)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

漆黒の衣装に身を包み、ただならぬ雰囲気と近寄りがたいオーラを放つラスプーチンについて、SNSでは「ラスプーチンが思ってた何倍も完璧なラスプーチンで最高でした!!とにかくラスプーチンの色気、変態性、全てが良い」「個人的MVPはまちがいなくラスプーチン」という声も。オックスフォード公を演じるレイフ・ファインズとの衝撃的な“脚舐め”シーンや、コサックダンスを取り入れた迫力のバトルシーンで強烈な存在感を放っている。

そんなラスプーチンを演じるのは、イギリスの俳優リス・エバンス。「ノッティングヒルの恋人」のスパイク役、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」のゼノフィリウス・ラブグッド役、「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」のザニック・ハイトップ役などで知られ、マーベル最新作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」(公開中)との繋がりも深い「アメイジング・スパイダーマン」ではカート・コナーズ博士/リザードを演じ、多種多様な役柄で幅広く活躍している。

画像3

エバンスは、ラスプーチンについて「本作にはラスプーチンにまつわる様々な事実が描かれている。いかにして一家を操り、ロシア国家の権力を握る地位についたのかといったことだ。それ以外にも特にラスプーチンに関しては、彼にまつわる数多くのエピソード、神話、伝説があるが、それらの説が正しいことを裏付けるものは何もない」と、裏付ける証拠がないからこそ自由にラスプーチン像を築いたそう。

演じるにあたっては「彼の際立った特徴は、持ち前のオーラだ。そして男女問わず誘惑される、ある種、魅惑的な存在感で、それを利用して子供時代の貧困から、文字通り頂点に上り詰めた。信じられない旅路だよ。空気感が彼をそこまでにさせたのだと思う。だから僕が本作で注力したのはそこだった」と、ラスプーチン独特の“空気感”を最も意識したと振り返っている。

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