松本潤、後輩・道枝駿佑の前では“おじさん”？「年齢、倍だぜ？　やばい」と自虐

0.1％の無罪の可能性にこだわる型破りな弁護士・深山大翔役をドラマから続投した松本は、「私事ですが、昨年の年末に嵐が活動一時休止に入りまして、ゆっくりしてのリスタート一発目がこの作品。おかえりと言ってもらえる感覚で、うれしかったし、ありがたいなと思いました」としみじみ。「映画館に足を運びやすい環境が広がってきているので、ぜひこの映画が皆さん一緒に楽しめるコンテンツになれば」とアピールした。

ドラマに引き続き、元検事のベテラン敏腕弁護士で深山とチームを組む佐田篤弘を演じる香川は、「スペシャルドラマと映画を同時に撮っていたので、（今年の）春から夏、約4カ月皆さんとご一緒できて、ほとんど連続ドラマと同じだけの時間を過ごせた」とこちらも強い思い入れ。「この映画をステップに、また次回作で戻ってきたい」とさらなるシリーズ化に意欲を燃やした。

新キャストとして、謎の弁護士を演じた西島は、アドリブ連発の現場を「正直大変でした」と苦笑いで回想。この発言に対し、「笑いに包まれた作品を、映画らしい仕上がりにしていただいたのは、西島さんのおかげ。見ていただければ、わかります」（松本）、「本当にそうですね。じゃれ合っている僕らをピシッとぶった切って、本筋に戻してくれた」（香川）と西島への感謝が述べられた。

また、香川が「おやじギャグにも注目してください。気が付けば、現場はおじさんばかり」と笑いを誘うと、松本は事務所の後輩で、現在19歳の道枝に触れ「年齢、倍だぜ？　やばいっしょ」と自虐も。その道枝は「（なにわ男子として）デビューする前に撮影した作品が、デビュー後に公開されるのはありがたい」と話していた。

個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながら、99.9％有罪が確定し、逆転不可能な刑事事件に挑む姿を描く新感覚の法廷ドラマ「99.9 刑事専門弁護士」の劇場版。15年前に発生した毒物ワイン事件と、事件に関わる謎の弁護士・南雲とその娘・エリを軸に物語が展開する。榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、笑福亭鶴瓶、奥田瑛二らドラマシリーズのレギュラーキャストも出演する。

「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」は、12月30日より全国で公開。公開前日の12月29日、TBSでは劇場版へとつながる完全新作スペシャルドラマ「新たな出会い篇」を午後9時から放送する。