アメリカの歴史を変えた公民権活動家バイヤード・ラスティンを描く新作にコールマン・ドミンゴが主演
2021年10月26日 16:00
「キャンディマン」「マ・レイニーのブラックボトム」の俳優コールマン・ドミンゴが、公民権活動家バイヤード・ラスティン氏を描くNetflix新作「Rustin(原題)」に主演することが明らかになった。バラク・オバマ元米大統領とミシェル夫人の製作会社ハイヤー・グラウンドがNetflixと組んでプロデュースする初の劇映画となる。
米Deadlineによれば、本作は「マ・レイニーのブラックボトム」のジョージ・C・ウルフ監督が、「ミルク」のオスカー脚本家ダスティン・ランス・ブラックと共同執筆した脚本をもとにメガホンをとる。ドミンゴのほかに、クリス・ロック(「スパイラル ソウ オールリセット」)、グリン・ターマン(「マ・レイニーのブラックボトム」)、オードラ・マクドナルド(「リスペクト」)が共演する。
「Rustin(原題)」は、黒人で同性愛者の公民権活動家バイヤード・ラスティン氏が、いかにして数々の障壁を乗り越え、1963年のワシントン大行進を率いてアメリカの歴史を変えたのかを描く。「アメリカン・ビューティー」のブルース・コーエン、ハイヤー・グラウンドのトニア・デイビスがプロデュースし、ハイヤー・グラウンドのマーク・R・ライトとアレックス・G・スコットが製作総指揮を務める。
1992年のカルトホラーを「ゲット・アウト」「アス」のジョーダン・ピール製作、脚本で新たに映画化した「キャンディマン」(ニア・ダコスタ監督/公開中)は、ドミンゴとヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、テヨナ・パリスが共演している。