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【全米映画ランキング】「ハロウィン KILLS」がV 「最後の決闘裁判」は5位デビュー

2021年10月20日 20:00

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「ハロウィン KILLS」
「ハロウィン KILLS」
(C)UNIVERSAL STUDIOS

ハロウィンシーズンを迎えた10月の全米ボックスオフィス。2本の新作がランクインした先週末は、ジェイミー・リー・カーティス主演の大ヒットホラーシリーズ最新作「ハロウィン KILLS」が約5000万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

同作は1978年公開の「ハロウィン」第1作から40年後の戦いを描いた直接の続編「ハロウィン(2018)」に続く3部作の2作目。前作で死んだはずの<ブギーマン>マイケル・マイヤーズがハドンフィールドの街に舞い戻り、ローリー・ストロード(カーティス)らと再び死闘を繰り広げる。

前作のOP興収約7620万ドルには及ばなかったものの、コロナ禍での5000万ドル超のOP興収は立派で、興収1億ドル超えは間違いなさそうだ。出演はカーティスの他に、ジュディ・グリアアンディ・マティチャックウィル・パットン。前作に引き続き、製作にジェイソン・ブラム、共同脚本にダニー・マクブライドが入り、デビッド・ゴードン・グリーンがメガホンをとった。来年には3部作最終章「Halloween Ends」が公開予定となっている。

2位は前週首位だった「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」。2週目は約2430万ドルの興収で累計を1億ドル目前の約9950万ドルとしている。

3位は公開3週目の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」。累計は約1億6800万ドルに達したが、2億ドル超えは厳しいかもしれない。4位にはアニメ「アダムス・ファミリー」の続編「The Addams Family 2」が続いた。

そして約480万ドルのOP興収で5位デビューとなってしまったのが、長編デビュー作「デュエリスト 決闘者」やオスカー作品賞受賞作「グラディエーター」など<決闘>に魅せられてきた巨匠リドリー・スコットの26本目の長編監督作「最後の決闘裁判」。14世紀のフランスで起こった騎士の妻のレイプ事件を巡って実際に行われた決闘裁判とその顛末を描いたミステリー史劇。アカデミー賞のオリジナル脚本賞を受賞した「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(1997)以来のタッグとなるマット・デイモンベン・アフレックが、エリック・ジェイガーによるノンフィクションを脚色するなど撮影前から話題になっていた大作だったが、興行的には苦いスタートとなった。出演は脚色も担当したデイモンとアフレックにアダム・ドライバー、TVシリーズ「キリング・イヴ Killing Eve」のエミー賞女優ジョディ・カマー。現在83歳のスコット監督は11月にも27本目の長編監督作「ハウス・オブ・グッチ」が控えている。

今週末は、「ブレードランナー2049」「メッセージ」のドゥニ・ビルヌーブ監督がフランク・ハーバートの古典SF小説を再映画化したSF超大作「DUNE デューン 砂の惑星」(ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモアハビエル・バルデムジョシュ・ブローリンオスカー・アイザックレベッカ・ファーガソン出演)などが公開される。

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