「イカゲーム」が大成功 1億1100万世帯視聴でNetflix新ドラマ最高記録を樹立
2021年10月15日 11:00
韓国発のNetflixドラマ「イカゲーム」が、配信開始から28日間で、1億1100万世帯で視聴されたことがわかった。NetflixがTwitterで発表した。これは、「ブリジャートン家」の8200万世帯を大きく上回り、同社が提供する新ドラマとして史上最高記録となる。
「イカゲーム」は、多額の借金を抱えた人々が巨額の賞金を獲得すべく、生死を賭けたサバイバルゲームに挑むさまを描くサスペンスドラマ。「トガニ 幼き瞳の告発」「怪しい彼女」ファン・ドンヒョク監督が企画、制作総指揮、演出を手がけている。9月17日に世界配信を開始した同作は、アメリカを含む90以上の国と地域で視聴数1位を記録しており、世界的なブームを巻き起こしている。
Netflixは、北米市場が飽和に近づくなか、世界各地のローカルプロダクションに力を入れており、これまで「ペーパー・ハウス」(スペイン)、「ダーク」(ドイツ)、「Lupin ルパン」(フランス)といった外国語作品がヒットしているが、「イカゲーム」は桁違いの成功を収めている。
動画配信においてNetflixとライバル関係にあるアマゾンのジェフ・ベゾス会長も、自身のTwitterでNetflixの経営陣を絶賛。「彼らの国際戦略は決して容易ではないが、うまくいっている。見事な仕事ぶりであり、刺激を受ける(そして、この番組を見るのが待ちきれない)」とコメントしている。