劇場公開決定、城定秀夫監督のエロVシネ最新作「欲しがり奈々ちゃん」「扉を閉めた女教師」予告編
2021年9月21日 18:00

「アルプススタンドのはしの方」や今泉力哉を脚本に迎えた監督作「愛なのに」(2022年初春公開)、脚本作「猫は逃げた」(監督:今泉力哉)などで注目を集める城定秀夫監督のエロス系Vシネマの最新作2本で、劇場公開が決定した「欲しがり奈々ちゃん ひとくち、ちょうだい」「扉を閉めた女教師」の予告編が公開された。
エロス系Vシネマ(通称エロVシネ)は、本来はレンタルや配信が目的の作品。6月に開催され大好評を博した特集上映「梅雨の城定祭り」での上映チケットが即日完売したことから、今回の劇場公開が決まった。
「欲しがり奈々ちゃん ひとくち、ちょうだい」は、小さなころから他人が食べているモノや持っているモノが素敵に見てしまう奈々が主人公。オムニバス映画「21世紀の女の子」に参加したほか、綿矢りさ原作「ひらいて」でメガホンをとるなど活躍の場の広がる若手監督の首藤凜が脚本を担当。「扉を閉めた女教師」は、いじめられっ子の男子生徒と女性教師が体育倉庫に閉じ込められ、猛烈な暑さに汗ばみ、激しい渇きに襲われるという過酷な状況下の2人の関係を描く。主人公の女性教師役を、エロティックホラー「橘アヤコは見られたい」などに出演した山岸逢花が務めた。
10月2日からポレポレ東中野ほか全国順次公開。
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