【今日もイケメン、明日もイケメン】儚く、美しく、尊い! 少年同士の恋と友情を描いた青春映画

2021年8月25日 10:00

「Summer of 85」現在公開中
「Summer of 85」現在公開中

映画.com編集部で自他ともに認めるイケメン大好き部員Mが、イチオシのイケメン俳優を紹介する「今日もイケメン、明日もイケメン」企画。今回は、夏にぴったりの少年同士の恋と友情を描いた青春映画を紹介します! 現在公開中の最新作に加えて、おうちで見られる配信中の作品も5本セレクトしましたので、お気に入りの1本を見つけてください。


★現在公開中!★
Summer of 85
(2020年製作/100分/フランス)

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フランス映画界の名匠フランソワ・オゾン監督が、17歳の頃に読んで衝撃を受けた青春小説「おれの墓で踊れ」(徳間書店)を実写映画化。80年代のノスタルジックな空気感のなか、少年の忘れられないひと夏の恋物語が鮮やかに綴られます。

舞台は、エメラルドグリーンの海がまぶしい北フランスの小さな町。16歳のアレックスは、ヨットでセーリング中、突然の嵐に見舞われます。そこに白馬の王子のごとく現れた18歳のダヴィド! 海の上で運命的に出会ったふたりは急速に惹かれ合い、やがて結ばれます。しかし、一人の女性が現れたことでふたりはすれ違い、そのままダヴィドは事故で帰らぬ人に。アレックスは、かつてダヴィドと交わしたある約束を果たそうと心に誓います。

フェリックス・ルフェーブル
フェリックス・ルフェーブル
バンジャマン・ボワザン
バンジャマン・ボワザン

この映画の一番の見どころは、オゾン監督がオーディションで見出した若手スターのフレッシュな魅力! アレックス役のフェリックス・ルフェーブルと、ダヴィド役のバンジャマン・ボワザンが子犬のようにじゃれ合う姿は、思わず笑みがこぼれてしまうほど愛らしい。バイクに二人乗りして遊園地や映画館に出掛けたり、クラブで踊り明かしたり、母親の目を盗んでキスしたり……。ふたりの睦まじい姿を見ているだけで、心が潤います。

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映画では、アレックスがダヴィドと過ごした幸せな過去と、ダヴィドを失った現在が交互に描かれ、シーンが切り替わるたびに、ふたりの関係が“期間限定”のものだったことが突き付けられます。アレックス役のルフェーヴルが見せる、よろこびに満ちあふれた顔と、喪失感にもだえ苦しむ顔。過去と現在でがらりと変わるその表情に、目を奪われます。オゾン監督が「リバー・フェニックスの雰囲気がある」と絶賛したルフェーヴルの憂いのある演技は、イケメン好きはもちろん映画ファン必見です。

たった6週間という短い期間に経験した、永遠に忘れられない初恋。その儚さと尊さに、ぜひ酔いしれてください。


ここからは、Amazon Prime VideoやNetflix、U-NEXTなどの配信サービスで見られる(※有料配信含む)おすすめ作品を紹介します。マンネリしがちなおうち時間、爽やかな青春映画で心をリフレッシュしてください。

★「BOYS ボーイズ
(2014年製作/80分/オランダ)

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オランダの新星ヘイス・ブローム主演で、みずみずしい初恋と思春期の葛藤を描いた物語。当初、本国ではテレビ映画として制作されましたが、大反響を呼び、急遽劇場公開が決定。日本でも小規模上映ながら口コミが広がり、注目を集めた作品です。

主人公は、陸上部に所属する15歳の少年シーヘル。強化チームのリレーメンバーに選ばれたシーヘルは、チームメイトの少年マークと出会います。一緒に過ごすうちに、マークに対して友情なのか恋心なのか自分でもわからない感情を抱くシーヘル。やがて心を通わせるふたりでしたが、同性を愛することに戸惑いを隠せないシーヘルはマークを避けるようになり、溝が生まれてしまいます。

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緑が生い茂るのどかな田舎町で綴られる少年たちのひと夏の恋模様は、まるで水彩画のようにキラキラとまぶしく美しい! 10代らしい不完全さに、懐かしさと愛おしさが込み上げる青春映画です。


★「彼の見つめる先に
(2014年製作/96分/ブラジル)

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ブラジルのサンパウロを舞台に、少年同士の淡い恋と、幼なじみの少女との友情を描いた作品。メガホンをとったダニエル・ヒベイロ監督が手掛けた2010年製作の短編映画を長編映画化したもので、各国で高い評価と人気を獲得しました。

生まれつき目が見えないレオは、優しい家族や幼なじみのジョヴァンナに囲まれ、平穏な日々を送っていましたが、制限の多い生活に窮屈さを感じていました。転校生のガブリエルは、レオを特別扱いせず、映画やダンスに誘い、時には月食を見るために夜中に家から連れ出します。

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ガブリエルと過ごす時間は新鮮で、次第に友情を超えた恋心が芽生えるレオ。しかし、相手の気持ちがわからなくて自分の気持ちを隠したり、仲のいい女の子にやきもちを焼いたり。思春期らしい手探りの恋が、なんともくすぐったく、甘酸っぱい!

本作では「LGBTQ」という言葉が不要に思えるほど、同性を好きになることが自然なこととして描かれます。そのフラットな目線は、とてもあたたかで心地いい。全編通して清々しい気持ちに包まれる1作です。


★「Love, サイモン 17歳の告白
(2018年製作/110分/アメリカ)

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LGBTQの男子高校生が自分と向き合い、成長していく姿を描いた青春ドラマ。「きっと、星のせいじゃない。」の製作者が手掛け、「ジュラシック・ワールド」で注目を集めたニック・ロビンソンが主演しています。

17歳のサイモンは家族や友人にも恵まれ、不自由のない高校生活を送っていましたが、同性愛者だということを周囲に隠していました。ある日、学校のネット掲示板に匿名の投稿があり、同じ秘密を抱える同級生がいることを知ったサイモンは、彼にメールを送ります。やり取りをするうちに、名前も知らない相手に惹かれていくサイモン。しかし、あることがきっかけで、友人のひとりに同性愛者だと知られてしまい、暴露されてしまいます。

主人公の葛藤と、彼が恋をした相手が誰なのかという謎解きがメインに描かれますが、やがてサイモンは大切なものを見失っていたことに気付きます。家庭、恋愛、友人関係。友達だって、みんな何か悩みを抱えている。胸が詰まる思いがするシーンもありますが、愛にあふれた心あたたまるストーリーです。


★「ぼくたちのチーム」
(2016年製作/94分/アイルランド)

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寄宿制の男子校を舞台に、対照的なふたりの少年が友情を育み、成長していくさまを描いた青春映画。「ハートビート」のニコラス・ガリツィンがラグビー選手役で出演しています。ガリツィン自身もラグビー選手を志していたとあって、美形ぶりに加えて華麗なプレーでも目を楽しませてくれます。

音楽や文学を好む16歳のネッドは、マイノリティへの理解がない旧体質の学校で、いじめの標的にされていました。運よく一人部屋を与えられたものの、ラグビー選手のコナーが暴力沙汰で転校してきたことから、相部屋にされてしまいます。文科系のネッドと体育会系のコナーには共通点などないように思えましたが、音楽を通して友情が芽生えていきます。しかし、人気者のコナーにはある秘密がありました。

身を守るために本当の自分を隠して生きる少年たちが、時に傷つけ合いながらも手を取り合い、殻をやぶっていく姿は、希望に満ちあふれていて胸が熱くなります。恋愛要素はありませんが、男同士の厚い友情にほっこりする作品です。


★「グッバイ、サマー
(2015年製作/104分/フランス)

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14歳の少年ふたりが、夏休みに手作りの車で旅をするロードムービー。「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」などを手がけたミシェル・ゴンドリー監督の自伝的作品です。

髪が長く、女の子のような容姿をしているダニエルは、クラスメイトのからかいの対象。好きな女の子にも異性として見てもらえず、鬱憤は溜まるばかり。そんなある日、目立ちたがり屋で変わり者のテオが転校してきます。意気投合したふたりは、息苦しい毎日から逃れるために、廃品を集めて自動車を作り、旅に出ようと計画。夏休みに、親に内緒で冒険へ出発します。

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本作も恋愛要素はありませんが、親友と過ごすかけがえのない夏が、ほろ苦くノスタルジックに描かれていきます。少し風変わりな美少年ふたりが、ティーンエイジャーらしい悩みを打ち明けながら絆を深めていく様子が微笑ましい。幼さゆえの無鉄砲さ、甘酸っぱさが目にまぶしく、心に染み渡る映画です。

(映画.com速報)

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