Summer of 85

劇場公開日:

Summer of 85

解説

フランス映画界の名匠フランソワ・オゾンが、若かりし日に読み影響を受けたというエイダン・チェンバーズの小説「おれの墓で踊れ」を映画化し、16歳と18歳の少年の人生を変えた、ひと夏の初恋を描く。セーリングを楽しもうとヨットで沖に出た16歳のアレックスは突然の嵐に見舞われ転覆し、18歳のダヴィドに救出される。2人は友情を深め、それはやがて恋愛感情へと発展し、アレックスにとっては、それは初めての恋となった。そんな2人は、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てるが、ダヴィドの不慮の事故により、2人の時間は終わりを迎える。生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった。主演は、オゾン監督がオーディションで見いだしたフェリックス・ルフェーブルとバンジャマン・ボワザン。第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション選出作品。

2020年製作/100分/PG12/フランス
原題:Ete 85
配給:フラッグ、クロックワークス
劇場公開日:2021年8月20日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第73回 カンヌ国際映画祭(2020年)

出品

カンヌレーベル「常連(もしくは過去に一回でも選出されたことがある制作陣)」
出品作品 フランソワ・オゾン
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20

(C)2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINEMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

映画レビュー

4.0かの名曲との相性がもはや神がかり的

2021年8月30日
PCから投稿

この映画について話すと、よく「オゾン作品の中でいちばん好き」という声が聞かれる。かく言う私も同意見で、いちばんかどうかは別としても、本当に幅広い人に愛される映画なのだなと実感する。オゾン自身が17歳の頃に出会い、大いに感化されたエイダン・チェンバーズの原作小説をもとにしつつ、本作にもう一つの魂を与えたのは明らかにザ・キュアーの名曲の存在だろう。イントロがもたらす颯爽としたイメージと高揚感は今聴いても神がかり的だが、ここで謳われる歌詞がジャストではなくとも映画の主人公たちの別れや破局の心境をいささか代弁しているかのようにも聞こえるのは本当に不思議だ。80年代の空気と潮風の香りにどっぷりと浸かり、生涯忘れえぬ瑞々しいひと夏の恋が繰り広げられ、唐突に訪れる試練の渦中でいつしか「書く」ことの重要性に目覚める主人公。その姿がまた感動的。どれだけ時代が変わろうとも、この物語の尊さと普遍性は変わらない。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
牛津厚信

5.0観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ この歳(62歳)になるとアレクシの想いもダビットの気持ちもよくわかる。だから余計切ない。“Sailing”にこんなにも心を揺さぶられるとは。感涙😢

2023年11月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
もーさん

2.5同性愛だけはついていけません

2023年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

好きな監督フランシスオゾン
なんだけど生理的にLGBTはついていけません。
ただ青い空青い海は空気を爽やかにしてくれる。
清涼感がこの映画を不思議な空間に連れてきてくれました。
50点

MOVIX京都 20210826

コメントする (0件)
共感した! 0件)
NWFchamp1973

3.0何とも言えない作品

2023年9月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

変則時系列だけど、まったくストレスなく観られた。古っぽい画質はあえての演出なのかな。
否定はしないんだけど、同性愛的な作品は個人的には少し苦手。
ただ男同士でなかったら作品として成り立ちづらい気もする。
サラッと流して観るにはちょうど良かった。
評価:3.2

コメントする (0件)
共感した! 0件)
bigsuke
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る