神木隆之介、藤原竜也&松山ケンイチと殺人の“共犯”に!? 新米警察官役で「ノイズ」に参戦
2021年7月27日 05:00
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俳優の神木隆之介が、藤原竜也と松山ケンイチのダブル主演で鬼才・筒井哲也氏の人気コミックを映画化する「ノイズ」に参戦することがわかった。神木は藤原、松山と殺人事件の“共犯”となる、新米警察官を演じる。
原作は、「予告犯」「マンホール」「有害都市」などで知られる筒井氏が、2017~20年に「グランドジャンプ」(集英社刊)で連載した同名コミック(全3巻)。映画版では、「ここは退屈迎えに来て」「娚(おとこ)の一生」の廣木隆一監督がメガホンをとり、過疎化が進む孤島“猪狩島”に、元受刑者でサイコキラーの男が現れ、平和な島の生活が崩れていくさまを描く。
物語の舞台は、絶海にぽつりと浮かぶ猪狩島。時代に取り残され、過疎化に苦しんでいたが、島の青年・泉圭太(藤原)が生産する“黒イチジク”が高く評価され、地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな猪狩島に、元受刑者でサイコキラーの小御坂睦雄がやってくる。そうとは知らない圭太と幼なじみの猟師・田辺純(松山)、新米警察官の守屋真一郎は、小御坂の不審な言動に違和感を覚え追いつめていくが、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。
島と家族の未来を守るため、3人は殺人を隠すことを決意。しかし、県警が小御坂の足取りを追って島に押し寄せる。圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして増えていく第2、第3の死体――凶悪犯が持ちこんだ一滴の悪意(ノイズ)が、染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲みこんでいく。
神木演じる真一郎は、圭太と純の幼なじみ。幼い頃からの夢だった警察官になり、故郷の猪狩島にある駐在所での勤務が決まったばかりの新米だ。圭太と純を兄のように慕い、正義感に溢れ、母を大切に思う心優しい青年という役どころ。神木は「駐在所の警察官としての正義を持ちながらも、事件に巻き込まれていった真一郎を、少し情けないように演じるよう心がけた」と語る。
神木は、藤原とは「るろうに剣心 京都大火編」(2014)以来7年ぶりに共演を果たす。松山とはNHK大河ドラマ「平清盛」(12)で、松山演じる清盛と対峙する義経を演じており、映画では初共演。「藤原竜也さん、松山ケンイチさんが出演されると聞き、さらに、企画と脚本にも魅力を感じ、何が何でもこの作品に参加したい! と、思いました」と明かし、「藤原さん、松山さんおふたりとの共演は安心感がありましたし、立ち居振る舞いも間近に見ることができて、ワクワク、ゾクゾクする現場だった」と振り返っており、実力派3人の豪華共演に期待が高まる。
「ノイズ」は、2022年に全国で公開される。神木、北島直明プロデューサーのコメントは、以下の通り。
藤原さん、松山さん。憧れのお二人の近くで一緒に素敵な時間を過ごすことができて本当に幸せでした。お二人が出られていた作品のファンだったので嬉しかったです。そして、廣木組に参加出来たことも貴重な経験となりました。感謝しかありません。この「ノイズ」という作品は、今までにない緊張感が味わえる究極の新感覚サスペンスです。ぜひ、映画館で目撃者になってください。
藤原さん、松山さんと共に“殺人を無かったことにする”為に死体を隠蔽する共犯者、しかも、警察官なのに“嘘をつく”という難しい役をどなたに演じて頂くか、相当悩みました。お二人のエネルギーを受け止め、負けないパワーを持っている役者……そこで思い至ったのが、これまで、実写・アニメ問わず、ありとあらゆる難役を演じて来られた神木隆之介さんです。実際にこのお三方の芝居合戦は、上質な舞台のようであり、殴り合いのバトルロワイアルのようであり……。ほぼ全てのシーンが1テイクOKだったと思います。そして、映画後半にある4分以上の長回し1カットの神木さんの一人芝居……息が止まり、涙が出ます……“衝撃”です。神木隆之介さん、すごい役者です。この役を引き受けて下さり、本当に良かったと監督・スタッフ一同、感謝しています。
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