性的スキャンダルで降板のアーミー・ハマー代役にマイルズ・テラー 「ゴッドファーザー」製作秘話ドラマに主演
2021年6月16日 20:00

名作「ゴッドファーザー」の製作秘話を描くParamount+オリジナルドラマ「The Offer(原題)」で、性的スキャンダルにより降板したアーミー・ハマーの代役として、マイルズ・テラーが主演に決定した。米バラエティなどが報じている。
映画史に残る傑作「ゴッドファーザー」は、第2次世界大戦直後のアメリカを舞台に、イタリア系移民のマフィア一家の内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説を、当時31歳のフランシス・フォード・コッポラ監督が映画化した壮大なファミリードラマ。米アカデミー賞では作品賞、主演男優賞(マーロン・ブランド)、脚色賞を獲得している。
米パラマウント・テレビジョン・スタジオが親会社バイアコムCBSの新動画配信サービスParamount+の目玉として制作する「The Offer(原題)」は、「ゴッドファーザー」のプロデューサーを務めたアルバート・S・ラディの体験に焦点を当て、知られざる秘話の数々を交えながら、傑作誕生までの道のりを描く全10話のリミテッドシリーズだ。
当初はハマーが主人公ルディ役で主演する予定だったが、ハマーが性的願望を綴ったとされるダイレクトメッセージがInstagram上に流出したのを機に、警察が暴行容疑で捜査を開始するなど一大スキャンダルに発展したことで、降板を余儀なくされていた。
脚本家のマイケル・トルキン(「ザ・プレイヤー」「エスケープ・アット・ダンネモラ 脱獄」)企画、脚本、制作総指揮のもと、「ロケットマン」のデクスター・フレッチャー監督がパイロット版を含む前半分のエピソードで演出を手がけ、ショーランナーを務めるニッキー・トスカーノ(ドラマ「リベンジ」「24 レガシー」)、レスリー・グリーフ、本作の主人公となるアルバート・S・ラディ、今回新たに主演に決まったテラーとともに、制作総指揮にも名を連ねる。
テラーは、世界各国の映画賞を席巻したデイミアン・チャゼル監督の「セッション」でブレイクしたのち、リブート版「ファンタスティック・フォー」や「ビニー 信じる男」、「オンリー・ザ・ブレイブ」など多様なジャンルの作品に出演。世界中で大ヒットを記録したトム・クルーズの出世作「トップガン」の続編「トップガン マーヴェリック」に、クルーズ演じる主人公マーベリックの元相棒グースの息子役で主演を果たすほか、同作に続きジョセフ・コジンスキー監督と再タッグを組むNetflixの新作映画「Spiderhead(原題)」でクリス・ヘムズワースとダブル主演を務める。
Photo by Todd Williamson/E! Entertainment/NBCU Photo Bank via Getty Images
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