ザック・スナイダー監督「アーミー・オブ・ザ・デッド」、数百万ドル追加でスキャンダル俳優をCG差し替え
2021年5月26日 11:00

Netflixで配信中のザック・スナイダー監督最新作「アーミー・オブ・ザ・デッド」に、撮影後の大規模な修正のため数百万ドルが投下されていたことがわかった。米バニティ・フェアが報じた。
「アーミー・オブ・ザ・デッド」は、ゾンビが大量発生した米ラスベガスを舞台に、カジノ強盗を試みる傭兵集団を主人公にしており、「マン・オブ・スティール」(13)、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(16)、「ジャスティス・リーグ」(17)と超大作を手がけてきたスナイダー監督が、デビュー作「ドーン・オブ・ザ・デッド」(04)以来、久々に手がけたゾンビ映画だ。
同作撮影後の2020年6月、当初ヘリコプターのパイロット役を演じていた米コメディ俳優のクリス・デリアが、複数の未成年の女性にセクハラを行っていたことが明らかになると、スナイダー監督は修正を決定。「ワン・ミシシッピ ママの生きた道、ワタシの生きる道」「インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました」のティグ・ノタロが代役となったが、キャストを集めての再撮影がスケジュール上困難だったため、CG処理を施すことに。それには数百万ドルが必要だったが、Netflixは喜んで負担したとスナイダー監督の妻デボラ・スナイダーは振り返っている。
同作には、デイブ・バウティスタ(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」)をはじめ、真田広之(「アベンジャーズ エンドゲーム」)、エラ・パーネル(「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」)のほか、マティアス・シュバイクホファー、アナ・デ・ラ・レゲラ、ギャレット・ディラハント、サマンサ・ウィン、オマリ・ハードウィック、ラウル・カスティーロ、ノラ・アルネゼデール、テオ・ロッシ、フマー・クレイシー、ノタロら国際色豊かなキャストが顔を揃えている。
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