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「ビーチ・バム」マシュー・マコノヒーのド派手衣装カット&石野卓球、菊地成孔、金原ひとみら9名のコメント公開

2021年4月24日 11:00

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ワンピースも着こなすマコノヒー
ワンピースも着こなすマコノヒー
(c)2019 BEACH BUM FILM HOLDINGS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

スプリング・ブレイカーズ」以来7年ぶりとなるハーモニー・コリンの最新作で、オスカー俳優マシュー・マコノヒーが、破天荒な放蕩詩人を演じる「ビーチ・バム まじめに不真面目」。来年行われる米テキサス州知事選への出馬を検討しているというニュースでも話題のマコノヒーが、ハリウッド注目の気鋭のデザイナー、ハイディ・ビベンスによる数々のド派手衣装を着こなした場面写真と、石野卓球菊地成孔、金原ひとみら、本作を激賞する9名からのコメントが公開された。

映画はかつて一冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛され自由気ままな放蕩生活を送っていた詩人が、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、ホームレスになるという窮地に陥る物語。オスカー俳優マシュー・マコノヒーが、破天荒な主人公・ムーンドッグを演じる。そのほか、スヌープ・ドッグジョナ・ヒルザック・エフロンマーティン・ローレンスら個性豊かな面々が共演。

4月30日からキノシネマみなとみらい・立川・天神で公開。

▼コメント一覧
いままで映画に出てきてヘラヘラ調子こいてるヤツなんて、皆んな死んじまえばいい、と思っていたが…こいつだけは違う!
マーベルやDCが束になっても勝てない、アメリカンニューシネマ以来の本物のヒーローの登場に興奮の連続!!
中原昌也(ミュージシャン、作家)
何か大きなものに翻弄される時代は終わり、これから私たちは、一人一人の意志によって世界を、時代を作っていく。
そんな楽しい風の時代に、ムーンドッグの物語は力強く光り輝く。
小山田壮平(ミュージシャン)
圧倒的野蛮と圧倒的繊細の同居。ムーンドッグの生き様は、物を持ちすぎた現代人に解放と無力を教えるだろう。
金原ひとみ(作家)
人類は、「何でこの数十年間、我々は暗く窮屈で、苛立ちと恐れに満ちた世界にいるのだろう?ひょっとしてそれは、幻だったのではないか?」とまで思うだろう。60年代の東宝映画のようだ。チーチ&チョンのビーチサイド、と見立てるよりも遥かに、主人公は「大麻を吸った無責任男」であり、「キー・ウエストの若大将(の、とんでもない老後)」である。音楽も凄い。大麻吸引時の視覚である事を最後までやめないカメラと共に、「東京物語」みたいな穏やかな奴がずっと鳴っている。凄まじいハッピーは、感動や震撼や癒しなど、生きるのが辛い人々の大好物も余裕で吹き飛ばしてしまう。中年になったハーモニー・コリンがこれを作ったという事実が何より素晴らしい。
菊地成孔(音楽家 / 映画批評)
D.H.ロレンスの詩『ピアノ』と、ムーンドッグ自身が詠む『美しい詩』は、同じ感動惹起構造を持つ。
人間は、「そこにあるもの」を媒介としつつ、「そこにないもの」に感動する。
ムーンドッグに憧れる者と、ドナルド・トランプに憧れる者も、同じ心理構造を持つ。
不道徳とヘドニズムの先に無垢な魂を幻視するのだ。
『ガンモ』で少年達が撃った「猫」と、『スプリング・ブレイカーズ』で少女達が誇示した「銃」を、パラフレーズし抱きかかえ、浜辺に打ち上げられた『ミスター・ロンリー』の亡骸を振り切り海に浮かぶムーンドッグは、過去の構造をすり抜け、「そこにあるもの」と享楽を徹底的に追求することで、現代の『素晴らしき放浪者』となる。
荘子it (DosMonosトラックメイカー/ラッパー)
主人公のムーンドッグはもちろん、ほとんどの登場人物がアメリカのバカ田大学を出ていると思う。最高でした。
石野卓球(電気グルーヴ)
正しく生きるって何だろう。じゃあ楽しく生きるって何だろう。ムーンドッグは幸せなのか私にはさっぱり分からないけど、彼の詩に1回だけ感動する事ができたのは彼が生きてるからだと思う。
メイリン(アーティスト/ZOMBIE-CHANG)
史上これほどまでに自由な男の映画があったであろうか。
とまで言うとかなり大げさですが。近年まれにみる自由爽快な映画です。
近年まれというのも、みりん適量などと同じくらい曖昧な言いようなので、もっとくだけて言えば、最近観たなかでぶっちぎり、自由で爽快で気持ちが良くて勇気の出る、素敵な愛の映画でした。
観ないと後悔しますよ。
とそれも大げさですが、観ないとちょっともったいないかもしれません。
休日の昼過ぎの回を観て、劇場から出たら三時四時。
帰り道、陽の伸びた中を缶ビール片手に散歩したりしちゃったら最高かなって思います。
松ざき翔平(俳優)
酔っているのか、自分?と終始思わされるくらい酔っ払った世界観とハイに人生を楽しんでいる主人公。自由奔放で破天荒な振る舞いであるが、誰よりも繊細で傷つきやすい心の持ち主なのかもしれない。酒やドラッグによって堕ちていく人生が描かれる作品は多かったが、これらをポジティブに自己肯定感を爆上げするために活用する作品は斬新だ。ある種、明るく賑やかな太宰治なのかもしれない(飲み過ぎ注意)。
酒村ゆっけ、(作家/酒テロクリエイター)

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