【国内映画ランキング】「鬼滅の刃」9週連続Vで間もなく「千と千尋」超え日本一に!「新解釈・三國志」が2位
2020年12月15日 10:00
12月12日~13日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)が土日2日間で観客動員65万5000人、興収9億3900万円をあげ9週連続で首位を守った。12日から入場者特典第3弾「来場御礼スペシャルブック」の配布が行われたこともあり、公開9週目にして前週比の動員が41%、興収が43%アップするという異例の事態に。26日からは全国82館でのMX4D、4DX上映が決定し、入場者特典第4弾の配布も発表されており、リピーター集客にさらに拍車がかかる見通しだ。累計では動員2253万人、興収302億円を突破。公開後59日間での興収300億円突破は国内史上最速となり、興収ランキング歴代1位の「千と千尋の神隠し」(308億円)超えに向け、着実に歩みを進めている。
2位には、「今日から俺は!!劇場版」の福田雄一監督がメガホンをとり、大泉洋が主演した「新解釈・三國志」(東宝)が初登場。初日から3日間の累計動員55万人、興収7億7000万円を超えるヒットスタートを切った。中華統一をめぐる歴史エンタテインメント「三國志」を“新たな解釈”で描く完全オリジナル映画で、大泉のほか、橋本さとし、高橋努、山田孝之、城田優、佐藤二朗、賀来賢人、岡田健史、橋本環奈、山本美月、岩田剛典、渡辺直美、小栗旬らが豪華結集している。
これ以外の新作は、故三浦春馬さんが、現在の商都大阪の基礎を作り上げた実業家・五代友厚を演じた「天外者(てんがらもん)」(ギグリーボックス)が4位にランクイン。「利休にたずねよ」「海難1890」の脚本・小松江里子と監督・田中光敏が再びタッグを組み、三浦翔平、西川貴教、森永悠希らが共演した。また2021年1月に公開予定の完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に合わせ、「序」に続いて再上映された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(東宝/東映/カラー)は8位となった。
続映作品では、3位の「STAND BY ME ドラえもん2」(東宝)が累計で興収17億円、5位の「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」(松竹)が興収10億円を突破している。
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