石岡瑛子さん世界初の大規模回顧展が開幕 コッポラ、ターセム・シンらとのコラボレーション

2020年11月14日 11:00

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展示風景より
「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展示風景より

第65回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したフランシス・フォード・コッポラ監督の「ドラキュラ(1992)」をはじめ、ハリウッド映画界でも活躍した国際的アートディレクター石岡瑛子さんの、世界初の大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」が東京都現代美術館で開幕した。

広告、映画、オペラ、演劇、サーカス、ミュージックビデオ、オリンピックのプロジェクトなど、多岐に渡る分野で世界を舞台に活躍した石岡さんのオリジナリティと熱意に溢れる仕事を、「Timeless:時代をデザインする」「Fearless:出会いをデザインする」「Borderless:未知をデザインする」の3部構成で展開する。

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石岡さんのハリウッドでの活躍は、「地獄の黙示録」の日本版ポスターがコッポラ監督の目に止まったことがきっかけだ。その後、コッポラとジョージ・ルーカスが製作総指揮、ポール・シュレイダー監督の「Mishima: A Life In Four Chapters」(85/日本未公開)で舞台美術に抜てきされる。同作は、第35回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、芸術貢献賞を受賞した。それから、コッポラ「ドラキュラ(1992)」の衣装、そしてターセム・シン監督の「ザ・セル」(01)、「落下の王国」(06)、「インモータルズ 神々の戦い」(11)、「白雪姫と鏡の女王」(12)までコラボレーションが続いた。

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会場では、映画作品の衣装の現物、石岡さんと監督らとのやり取りを記したアイディアスケッチ、「Mishima」劇中で真っ二つに割れる金閣寺の再現模型などが、映像と共に臨場感たっぷりに展示されている。また、石岡さんが企画したレニ・リーフェンシュタールの展覧会、ベルナー・ヘルツォークが演出を務めたオペラ「忠臣蔵」、ルキノ・ビスコンティイノセント」(75)日本版ポスター、ベルナルド・ベルトルッチ監督作「暗殺の森」(70)ドミニク・サンダを起用したパルコのポスターなども紹介されている。会場内で流れる、石岡さんが自身の仕事、そして映画に対する情熱を語るインタビューも必聴だ。

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開幕前日に行われたメディア向けの説明会で、同館学芸員の藪前知子氏は「石岡さんが手掛けてきたジャンルの仕事の全てが新しく、総覧するとこれほど創造性にあふれた人はいない。今回、様々な方面に許可を取るのが難しく、今後この規模の回顧展はおそらくできないのでは。彼女の創造は何なのかをみなさんと共有する貴重な機会」と見どころをPRした。

会期は、2021年2月14日まで。月曜(祝日の場合は翌平日)と12月28日~2021年1月1日は休館。観覧料は、一般1800円、大学生・専門学校生・65歳以上1300円、中高生700円、小学生以下無料。

(映画.com速報)

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