落下の王国

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落下の王国
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解説

「ザ・セル」で鮮烈なビジュアル世界を築いたターセム監督の長編監督第2作。撮影中の事故で脚を負傷し、恋人を主演俳優に奪われて人生に絶望したスタントマンのロイは、入院中の病院で知り合った無垢な少女アレクサンドリアに、薬剤室から自殺用の薬を取ってきてもらうおうと、彼女の気を引くために壮大な物語を語り始める。それは、暴君に立ち向かう5人の勇者たちの物語だった……。13の世界遺産を含む世界24カ国以上で4年がかりで撮影された美しいロケーションも見どころ。

2006年製作/118分/アメリカ
原題:The Fall
配給:ムービーアイ

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映画レビュー

4.5ターセムと石岡の意匠が最もよく機能しあった傑作

2020年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

『ザ・セル』に比べて、本作はどこか優しく、「創造すること」の源泉に寄り添った一作だ。そこにはクリエイターとしてのターセムの内面が投影されているとみていい。「落ちる」という行為やベクトルには何が隠されているのか。本作はターセムの大きな失恋をきっかけに生まれたものと聞くが、それを映画黎明期におけるスタントマンのフィジカルな「落ちる」にまで広げていくイマジネーションに圧倒される。

物語内物語においてあれほど鮮烈な映像美を描き出そうとすれば、労力と手間暇だけでなく、もう一つの何か強烈で圧倒的な要素が必要となる。すなわち、この野心的な映像世界が成立するには石岡瑛子の衣装が不可欠だった。ターセム自身の力ではどうにもならない部分を、もう一つの「極」でもある石岡の意匠が引き立て、解き放ち、モノにしてくれたように思えてならない。その意味でも本作は二人のコンビネーションが最もよく機能した快作と言えるだろう。

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牛津厚信

5.0グーグリ!グーグリッ!死なせないで!

きりんさん
2022年3月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ベッドタイムストーリーズです。

昔むかし、母が寝る前にしてくれたおとぎ話を思い出しましたよ。
寝る前ですから、あんまり興奮したり怖くなったりするのはよろしくないのですがね、なんせうちの母は高校で演劇部を立ち上げたほどの猛者です。手に汗握り、ワクワクして続きを聞きたい思いでいつしか眠りに落ちました。

・・・・・・・・・・・・

毒薬=
「モルヒN3」を求めて自暴自棄になっていた若者ロイ。
・・その若者が苦しまぎれに語りだした長い長いお伽話が、少女アレクサンドリアをとりこにして・・そして当初の思いに反して彼が生き延びる結末に至ってしまうのです。

地球を舞台装置にした、壮大な絵巻物!
(なんという贅沢、4年のロケにして万里の長城シーンは僅か2秒という)。

叙事詩といえば
・旧約聖書の「ノアの洪水」は、メソポタミアの英雄「ギルガメッシュ叙事詩」を源とする民族の“生き残り”の口伝。
・あの有名な「千夜一夜物語」は、ササン朝ペルシアで暴君シャフリヤールの殺意をなだめるために、側室シェヘラザードが“命乞い”のために語ったもの。

物語に人の生死は付き物だ。

しかし本作「落下の王国」の英雄譚は、「千夜一夜物語」が語られた動機とは真逆です。最終的には語り部のロイ自身が自死を望んでいます。自分が死ぬために、その結末に導くために、物語の筋書きが紡がれている。
自分の討ち死に=ジ・エンドを=ロイはこの叙事詩に待っている。

ハッと目が醒める、
⇒「死なせないで!!」
少女の泣きじゃくりでロイの物語は頓挫をして、めでたしめでたしです。
・・無垢で、お話に入り込んでしまったアレクサンドリアの 耳元での叫びで、死の淵にあったロイは 悪夢から呼び戻されたのでしたよね。

物語が好きだから映画の業界に入ってきたロイ。そんな彼だったからこそもう一度物語の力によって命の世界に引き戻してもらえたのだと思います。

転落者ロイがベッドで語った人生は、たくさんの脚色と物語性を盛られながら少女に伝えられていきます。
いつの日か、アレクサンドリアは今度は自分の子供や孫のためにその「ロイの物語」を語っていくのでしょう。
足を折った失意の若者と 腕を骨折した少女が、退院を許されない病室から飛び出して、時空を超えて夢の世界を生きたのですよ。

語る者が生きている限り物語は続き、聞く者がそこにある限りストーリーは途切れませんね。

再生と再起を願う母たち、少女たちの声が霧の向こうから聞こえてきます、「死なないで」「生きて」。

躓き、後悔。
転落、痛手。
波乱万丈だった我々の人生も、こうして記憶の中から繰り出して語ってみれば、どれもこれも様々な助けを受けながらの《胸躍る冒険物語》だったではありませんか。

目から水がいっぱい出ました。

・・・・・・・・・・・・

Blu-rayで鑑賞。
原語~吹替え~原語で3回です。
お気に入りの絵本は、その良さは、繰り返し読んで含めるとよくわかってきますね。まさに絵本のような映画でした。

ロイとエヴリンが王宮前で、向かい合わせでひざまずくポーズの様式美は、息を飲むほど美しい。

そして特典映像の「石岡瑛子のインタビュー」を是非。映画製作の片翼を背負い、衣装のデザインで映画の生き・死にを担おうとするプロデューサーとしての覚悟には圧倒されるから。

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きりん

3.5事前知識があった方がわかりやすい

2021年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

幸せ

評価が高いので視聴するも自分としてはわかりにくかった。
「今」と「想像の物語」が並行して進んでいくけれど「想像の物語」が難しかった。確かに景色は綺麗し、アンドレアも良かったが、2度見るかというとわからない。
逆に2度見るとこの映画の良さがわかるのかなあと思う。

印象に残っているのはアンクサンドレアがロイに云われて薬を盗むシーン。
薬を飲んで死ねなかったロイ。
見抜いていた周りの人の優しさ。
少しずつ二人の友情が深まっていった気がする。

感想を書いているとやっぱり「ええ映画」やったんかなと思う自分がいる。
それはそうとロイは飲んだ薬が砂糖と気がつかんかったんやろか?あんなけ飲むと結構甘いから気づくと思うけれど・・・

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Elton Shin

3.5叙景シーンの映像美は圧巻

tunaさん
2021年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主演の子役が好演でした。
ストーリーもいい話でした。

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tuna
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