「落下の王国」衣装デザイナー石岡瑛子、北京五輪開会式は「大変な仕事」

2008年8月15日 12:00

オリンピックはどんな大作よりも大変!
オリンピックはどんな大作よりも大変!

[映画.com ニュース] 北京オリンピック開会式のコスチュームを手がけたデザイナーの石岡瑛子が凱旋帰国。8月14日、東京・新宿明治安田生命ホールで、衣装デザインを担当した「落下の王国」(9月6日公開)のプレミア試写会に出席し、五輪開会式について「多くの賞賛の言葉をもらい、すべての疲れが吹き飛んだ。責任は果たせたと思う。いまは爽快な気分」と、大きな達成感に包まれた様子で現在の心境を語った。

1年前に開会式の総合演出を担当するチャン・イーモウ監督からじかに口説かれたという石岡は、「中国との仕事も、イーモウ監督との仕事も、オリンピックの仕事も、すべて初めてづくしの巨大なプロジェクト。難行苦行で大変な仕事だった。ホテルで何度も泣いた」と振り返り、「ドラキュラ」(92/フランシス・フォード・コッポラ監督)でアカデミー賞を受賞している世界的デザイナーの石岡にとっても、五輪開会式というビッグイベントは相当なプレッシャーだったようだ。

イーモウ監督との仕事については、「私もつらかったが、彼はその100万倍もつらかっただろうから、彼の自信を奪わないようにいい子でいようと自分に言い聞かせた。もともと女性に優しい方ですけど、とにかく一度も怒鳴られずに済んでよかった」と語った。「落下の王国」監督で、前作「ザ・セル」でも石岡と組んだターセム監督も、石岡がスタッフとして加わった開会式について「あれだけの世界的イベントは、ジュリアス・シーザーがクレオパトラを連れてローマに凱旋した時以来の素晴らしさじゃないかな」と独特のユーモアで賞賛した。

映画「落下の王国」は、傷ついた青年と少女の交流を温かく綴ったファンタジーで、ターセム監督が撮影に4年の歳月をかけ、世界24カ国を回って収めた美しいロケ映像も見どころ。監督は「特撮は一切ありません。ロケはすべて本物です。こんな映画は見たことはないでしょう」と、作品について自信のほどを語った。

(映画.com速報)

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