ティモシー・シャラメ主演のボブ・ディラン伝記映画、コロナの影響で無期延期に
2020年10月29日 11:00

ティモシー・シャラメ主演で描かれるボブ・ディランの伝記映画「Going Electric(仮題)」の公開が、無期限延期となったことが明らかになった。米Indiewireが報じている。
同作は、2016年にノーベル文学賞に輝いた米シンガーソングライター、ボブ・ディランを主人公にした伝記映画。フォークミュージック界の旗手として注目を集めた若きディランが、エレキギターを手にロックの定義を確立していく姿を描く注目作だ。今年1月、「フォードvsフェラーリ」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」のジェームズ・マンゴールド監督がメガホンをとり、サーチライト・ピクチャーズが制作・配給を手がけると発表されていた。
だが、新型コロナウイルスの感染拡大で状況が一変したようだ。マンゴールド作品の撮影監督を務め、「Going Electric(仮題)」も担当する予定だったフェドン・パパマイケルは、「マンゴールドとボブ・ディラン映画をやるはずだったんだが、実現しなかった」と告白。「この企画は死んではいないと思うが、コロナ禍で実現するのは難しい。すべて小さなクラブが舞台となっていて、時代ものの衣装を着たエキストラがたくさん必要となる。つまり、たくさんのヘアとメイクが必要なんだ」
ハリウッドでは新型コロナウイルス感染対策のガイドラインが制定され、一部の映画やテレビドラマが制作を再開しているものの、「Going Electric(仮題)」は作品の性質上、ガイドラインに対応できないようだ。なお、パパマイケルにとって次のマンゴールド作品は「インディ・ジョーンズ5(仮題)」(2022年7月29日全米公開予定)になる予定だという。
ちなみに、シャラメが出演している「ザ・フレンチ・ディスパッチ(原題)」(ウェス・アンダーソン監督)と「デューン 砂の惑星」(ドゥニ・ビルヌーブ監督)は、当初は20年公開予定だったものの、いずれも21年に延期されている。
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