【今日もイケメン、明日もイケメン】「ティモシー・シャラメ」美少年から美青年へ…！　世界を魅了するおしゃれ貴公子

2020年6月11日 21:00

［映画.com ニュース］　映画.com編集部で自他ともに認める“イケメン”大好き部員Mが、この週末に映画館で会えるイチオシの“イケメン”映画俳優を紹介！　今回は、ティモシー・シャラメをピックアップします。

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高貴さ漂うルックスと、レッドカーペットで披露する華麗なファッション、そしてSNSなどで見せる気さくな素顔のギャップで、世界中のファンを夢中にさせているティモシー・シャラメ！

「君の名前で僕を呼んで」では水も滴るような美少年ぶりで目を奪ったシャラメも、現在24歳。中性的な魅力はそのままに、繊細で美しい青年へと成長しました。

6月12日公開の「ストーリー・オブ・マイライフ　わたしの若草物語」では、四姉妹と深く関わる青年ローリー役で出演。明るくいたずら好きな少年が恋を知り、傷つき、真実の愛に気づくまでをため息ものの美貌で演じています。どのシーンを切り取っても絵になるシャラメに酔いしれましょう…！

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★今週公開★
「ストーリー・オブ・マイライフ　わたしの若草物語」(2019)
世界中で愛される名作で、ひときわ輝きを放つ麗しきプリンス

「若草物語」といえば子どもの頃に絵本や児童書を読んだり、アニメや映画を観たりしたことがある人も多いはず！　19世紀後半のアメリカを舞台にした著者の自伝的小説で、四姉妹の少女期から大人になるまでを追った世界的ベストセラーです。

今回、気鋭の監督グレタ・ガーウィグが主人公の次女ジョーにシアーシャ・ローナン、長女メグにエマ・ワトソン、三女ベスにエリザ・スカンレン、四女エイミーにフローレンス・ピューを配し、現代女性の目線からも共感できる新しい物語として映画化。今年の第92回アカデミー賞で作品賞はじめ計6部門でノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した話題作です！

主要な登場人物のほとんどが女性の本作で、物語を動かす重要な役割を担うのがティモシー・シャラメ演じるローリー。資産家のひとり息子で、パーティ会場で出会ったジョーとたちまち意気投合！　姉妹が暮らす家の隣に住んでいたことから、家族ぐるみで交流を深めます。

成長とともにローリーの胸にはジョーへの恋心が芽生え、いつしか想いは抑えきれないほどに…。この片思いするローリーが、めちゃくちゃカワイイ！　輝く瞳でジョーを見つめ、はにかんだ笑顔を浮かべるローリーは、ため息が漏れるほど可憐…！　自分はジョーじゃないのに、スクリーン越しに眺めるだけで、満たされた気持ちになります。

しかし、一筋縄ではいかないのが本作の主人公。小説家になる夢を追うジョーは、ローリーの決死の告白をすげなく拒否。傷ついた彼は、自堕落な生活を送るように…。社交場で酒に酔い、乱れた着衣で女性にもたれかかる姿は、萩尾望都のマンガの登場人物さながら耽美的！　アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞したジャクリーン・デュランのコスチュームが、シャラメの美貌を一層、際立たせます。

現代以上に閉塞的な社会で、自分の心に正直に生きる四姉妹に勇気づけられるとともに、シャラメの美しさを存分に堪能できる一作です！

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人気が高まるにつれて、日本では劇場未公開だった作品も続々と劇場公開され、ほとんどの出演作が観られるように！　ここからはシャラメの美貌が光るオススメの4作品を紹介します。

◆君の名前で僕を呼んで（2017）

「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセン、「太陽と月に背いて」のレオナルド・ディカプリオ、「旅立ちの時」のリバー・フェニックス…！　映画史に名を刻むかつての美少年たちに劣らないみずみずしさで、その存在を世界中に知らしめた作品です。17歳のエリオと24歳のオリヴァー（アーミー・ハマー）のひと夏の恋を、北イタリアの避暑地の美しい風景とともに描き、熱狂的なファンを生みました。美少年と美青年が静かに、そして次第に激しく惹かれあうさまは、ただただひたすら美しい…！　少年らしいあどけなさの残るシャラメの刹那的な美しさに言葉を失います。待望の続編も、ルカ・グァダニーノ監督によって企画進行中。シャラメとハマーが続投というニュースも入ってきているので、続報をお楽しみに！

◆キング（2019）

シャラメが英国王ヘンリー5世を演じたNetflixオリジナル映画。ニューヨーク育ちでありながら、フランス人の父とユダヤ系アメリカ人の母を持つシャラメのヨーロピアンな雰囲気が、作品の世界観にピタリとハマっています。特に、酒浸りの放蕩生活を送る王子時代の退廃的な美しさはシャラメの真骨頂！　身分を隠し、場末の宿で堕落した日々を送っていても、溢れ出る気品は隠せません。ただひとつイケメン好きとして残念だったのは、王位に就くときに短髪になってしまったこと！　王子時代の無造作ヘアが良く似合っていただけに惜しい…。なお、本作で共演したリリー＝ローズ・デップとは熱愛説が浮上。最近、破局の報道がありましたが、お似合いだっただけに寂しいです。

★レディバード（2017）

「ストーリー・オブ・マイライフ　わたしの若草物語」でメガホンをとったグレタ・ガーウィグの初単独監督作で、シアーシャ・ローナンとシャラメは本作で初共演。シャラメが登場するのは本編が30分以上経ってからなので、知らずに観ると「いつ出てくるの!?」とやきもきしてしまうかも。ただ、主人公を演じるローナンの演技力にいつしか引き込まれて、時間を忘れてしまうはず！　シャラメはローナン演じる主人公の2人目の彼氏役で登場します（1人目の彼氏役はルーカス・ヘッジズ）。しかし、このカイルというキャラクターがたちが悪い！　実際にいそうな“ダメ男”を、リアリティ満点に演じています。大人になると「こういうタイプには近づいちゃダメ」だとわかるのですが、17歳の女子高生にとっては抗いがたいものなんですよね…。

★マイ・ビューティフル・デイズ（2016）

「君の名前で僕を呼んで」より前に、シャラメが19歳のときに出演した映画。3人の高校生と1人の教師の数日間の小旅行を、美しい映像と心地いい音楽に乗せて描いた良質な作品です。本作でシャラメは、リリー・レーブ扮する英語教師に恋心を抱く、等身大の高校生・ビリー役を好演！　道中、車内で70年代のヒットソング「金色の髪の少女」を気持ちよさそうに熱唱するシーンは、無邪気さの中にも先生への恋心をほのかに感じさせて思わずキュンとしてしまいます…！　そして、物語のクライマックス、ビリー役の最大の見せ場である演劇大会での一人芝居は圧巻！　シャラメがハリウッドから愛されている理由がその美貌だけではなく、子役時代から培ってきた高い演技力によるものだと改めて気づかされます。

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「ストーリー・オブ・マイライフ　わたしの若草物語」を皮切りに、「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」（7月3日公開）、「デューン（原題）」「ザ・フレンチ・ディスパッチ（原題）」（ともに年内公開予定）と、今後も出演作がめじろ押し！　中でも、個人的に楽しみにしているのがSF超大作「デューン（原題）」。全貌はまだ謎のままですが、シャラメが砂漠の惑星の貴族に扮し、壮大な運命に立ち向かうとのウワサ…！　続報が届くのを楽しみに待ちたいと思います！