林遣都×中川大志が“犬バカ”に! 動物愛護サークルと獣医たちの活躍描く「犬部!」21年公開
2020年8月14日 05:00
片野ゆか氏の著作「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ社刊)を原案にした、「花戦さ」「影踏み」などの篠原哲雄監督作。04年ごろに青森・十和田市にある北里大学(十和田キャンパス)に実在した動物愛護サークル「犬部」がモデルとなっている。「犬のためなら死ねる」というほど“犬バカ”な主人公・花井颯太を軸に、仲間たちとともに動物を守ろうと奮闘した過去、獣医師となって新たな問題に立ち向かう現代という、ふたつの時代構成で物語が展開。映画「犬に名前をつける日」で知られ、映像業界で最も犬猫保護事情に詳しいと言われる山田あかねが脚本を手掛けた。
22歳の花井颯太は、獣医学部の大学生。子どもの頃から動物愛護がライフワークで、一人暮らしのアパートには保護動物がぎっしり。ある日颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことで、より多くの命を救うため、サークル「犬部」を設立。颯太と同じく“犬バカ”の同級生・柴崎涼介らが加わり、保護活動に取り組んだ。そして16年後、颯太が逮捕されたという報道を受け、それぞれの思いと立場で動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎の姿はなかった。
颯太を演じる林は、「撮影時、何度か命を繋ぐ尊い現場に立ち合わせていただきました。小さな命を前に懸命に向き合う獣医師の先生方の姿に心打たれ、胸が熱くなりました。動物を愛し、救おうとしている方が沢山います。そういった方々の願いを、一人でも多くの人に届けることが自分の役目だと思っています」と、胸中を吐露。颯太の親友・柴崎役の中川は、「役者として、動物が大好きな一人の人間として、この作品を世の中に届けたいと思いました。逃げずに、大切に、最後までこの役を生きたいと思います」と意気込んだ。
篠原監督は、「動物保護活動を学生時代から『犬部』というサークル活動として始め、それぞれの道に進んだ今でも動物たちの幸せを願い、それを阻む人間達へ警鐘を鳴らし続ける獣医達がいる。動物を身勝手に無為に処分してしまうのは人間。林遣都と中川大志はそんな理不尽な出来事や制度と戦いながら命に対するお互いの考え方の違いを知り葛藤も続ける。犬部は一見特別な部活に見えるかもしれないけど、映画は犬猫の可愛らしさはもとより人間の可笑しみも描いた群像劇でもある」とコメントを寄せた。
さらに、本日8月14日~10月31日まで、SNSで「みんなで犬部!キャンペーン」第1弾を実施。公式TwitterまたはInstagramをフォローし、ペットのベストショットを「#犬部ベストショット」のハッシュタグをつけて投稿すると、その写真がキャンペーンサイト(https://inubu-movie.jp/inubu_cp/)に掲載されるほか、本編エンドロールに使われる可能性がある。
「犬部!」は、21年に公開。
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