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「実録!恐怖の村シリーズ」第2弾は「樹海村」! 山田杏奈&山口まゆがダブル主演

2020年7月9日 12:00

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海外版ビジュアルもお披露目!
海外版ビジュアルもお披露目!
(C)2021「樹海村」製作委員会

[映画.com ニュース]福岡県に実在する心霊スポットを舞台にしたホラー「犬鳴村」(清水崇監督)に続く「実録!恐怖の村シリーズ」第2弾のタイトルが「樹海村」(英題:SUICIDE FOREST VILLAGE)に決定。あわせて、「ミスミソウ」「小さな恋のうた」の山田杏奈と、「くちびるに歌を」「下忍 赤い影」の山口まゆがダブル主演を務めることがわかり、真っ赤な富士山などを写した海外版ビジュアル(3種)もお披露目された。

舞台となるのは“絶対に行ってはいけない”“入ったら生きては出られない”と噂される富士の樹海。同地は、約1100年以上前、富士山大噴火で流出した青木ヶ原溶岩流を覆っている広大な森だ。およそ3000ヘクタール(東京ドーム約642個分)にもおよぶ樹海には、ツガ、ヒノキ、ハリモミなどが生い茂る“緑の魔境”と表現され「コンパスが効かない迷いの森」「入ると何者かに襲われる」「様々な怨念を持ったヤバい村がある」という都市伝説が飛び交っている。

山田は「私は全く心霊体験とかがないので、周りのそういう感覚があるかたにお話を聞かせて頂いたりとか、本を読んだりして準備しました。普段ホラー作品自体もあまりみていなかったのですが、最近は準備の為ホラーばかり見てます(笑)」と告白。「清水監督の作品はもちろん、おすすめしてもらい『シックス・センス』や『降霊』など見ました。こういう話をやらせて頂くのは初めてなので少し緊張していますが、良い意味でいつもどおりできたらなと思ってます」と語っている。

一方、山口は「私自身、本当にホラーが苦手で…小さい頃はレンタルビデオ屋のホラーコーナーに少し行っただけで映画のパッケージが目に焼き付いて夜寝れなくなったりと。でも子役の時にエキストラとして初めて参加した映画作品が、清水崇監督の『ラビットホラー』という作品だったので、こうしてまたお会いできたことに凄く驚き、何かご縁を勝手ながら感じております」としみじみ。「再び清水監督の作品に参加させて頂けること、本当に嬉しく思っています。精一杯努められるよう頑張ります」と思いの丈を述べている。

山田杏奈(左)&山口まゆ
山田杏奈(左)&山口まゆ

犬鳴村」に続きメガホンをとることになった清水監督は「『犬鳴村』では、東映さんが好き勝手な宣伝で暴走してくれましたが、おかげで“まさかの”大ヒット(東映さん談)となり、多くの方々に観ていただけて光栄でした」と胸中を吐露。「『村』シリーズ第2弾と呼称される事になった次の題材は、富士の樹海……ともすれば、人の生活臭や歴史の無い地で、前作のようなドラマや恐怖をどこまで追い求められるのか? 猛暑と新型コロナの余波への対策……かつて無い新たな苦戦を強いられていますが、ヒットによるシリーズ化の悪しきルーティーンとならないよう、心して地獄巡りの撮影旅行へ出かけて参ります」とコメントを寄せている。

「憂鬱で緊張の毎日がまた始まります」と話すのは、紀伊宗之プロデューサーだ。「僕たちはたくさんの物語の中からマジでやばい樹海村を題材に選んだ。世界的にもチョー有名なこの森は、はたして神の森なのか? 呪いの森なのか? そして村はどこに? スタッフ、キャストをはじめとする関係者の無事を心から祈ります。ほんま心から」とアピール。クランクインは7月11日を予定しているようで、高橋大典プロデューサーは「コロナ禍での撮影になりますので、撮影を安全に行うために、感染予防対策のガイドラインを作成し、撮影に参加するすべての方の同意をいただいた上で進めています」と説明。製作に携わる可能性のあるスタッフ全員に抗体検査を実施し、毎日の検温、行動チェック、打ち合わせや衣装合わせの際には、マスクやフェイスガードの着用を徹底するなど、万全を期して撮影に臨むようだ。

また「犬鳴村」に登場した“村民代表”から興味深いコメントも到着。「次の舞台が、あの樹海と聞いてゾッとしています。なぜなら村民旅行で出掛けた際に行方不明になったものが何人かいて、捜索願いを出していたので…。帰ってこれた村民はちゃんと抗体検査を受けてますので、いつでも出演可能です!」と意気込みを明かしている。

樹海村」の公開日は、現在調整中。

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