「SixTONES」松村北斗&森七菜W主演! “2人なのに三角関係”の恋描く「ライアー×ライアー」映画化
2020年6月23日 05:00
[映画.com ニュース]人気アイドルグループ「SixTONES」の松村北斗と森七菜のダブル主演で、累計発行部数170万部を突破した人気コミック「ライアー×ライアー」が映画化されることがわかった。潔癖症で地味な女子大生・高槻湊、義理の弟でありクールなモテ男・透、そしてある事情により女子高生姿となり“みな”と名乗る湊が織りなす、“2人なのに三角関係”という不思議な恋模様を描く。あわせて、松村と森のメッセージ動画もお披露目(https://www.youtube.com/watch?v=OVM-La5hgRo&feature=youtu.be)された。
原作は、「このマンガがすごい!2012オンナ編」にランクインし、15年には第39回講談社漫画賞(少女部門)にもノミネートされた金田一蓮十郎氏の同名コミック(講談社刊)。女子大生・湊(森)は、両親の再婚で義理の弟になった同い年の透(松村)と同居している。イケメンの透は来るもの拒まずで、女を取っ替え引っ替えするタイプ。そんな女癖の悪さに迷惑をかけられてきた湊は、同じ大学に通う透に「半径10メートル以内に近づかない」という念書を書かせ、繋がりを断っていた。ある日、友人の頼みで高校時代の制服を借りギャルメイクで街に出た湊は、偶然にも透と遭遇。湊はとっさに“みな”と名乗り別人のふりをするが、あろうことか透はみなに一目惚れしてしまう。
1月にCDデビューを果たし、デビューシングルがわずか発売3日でミリオンを達成するなど勢いが止まらない「SixTONES」に所属する松村は、映画5作目となる本作で、本格的なラブストーリーに初挑戦。湊の前で見せる“女癖の悪いクール系モテ男”の顔と、みなの前だけで見せる“とことん一途な甘々男子”の顔を使い分ける、ツンデレのギャップが魅力的な透役を演じる。「人間関係こそ馴染みあるものではないかもしれませんが、不器用さやもどかしさは誰しも知っているそのものを描いています。なにより、登場人物一人一人がなんとも可愛らしく、愛される作品になる力をとても感じています。人を支えるとは、人を守るとは、人を愛するとはなんなのか。そのようなことを考えるきっかけにもなると思います」と作品の印象を語った。
「天気の子」の声優を務め、「ラストレター」やNHK連続テレビ小説「エール」でも注目を浴びる森は、湊役で実写映画初のヒロイン役を務める。「『ライアー×ライアー』は中学生の頃からとびきりのお気に入りで、友達と一緒に読んでいました。私が高槻湊となって皆様の前に現れる日が訪れるとは、本当に1ミリも想像していませんでした。あの頃の自分と友達に教えたら、きっと2人とも飛んで喜びます。もちろん今の私も!」と喜びを爆発させた。
メガホンをとるのは、「MARS(マース) ただ、君を愛してる」「映画刀剣乱舞」の耶雲哉治監督。第43回日本アカデミー賞で最優秀脚本賞を受賞した「翔んで埼玉」や「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」の徳永友一が脚本を手掛けた。「ライアー×ライアー」は、21年に全国公開。
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