Disney+「SW」オビ=ワン主役のドラマに進展 「キング・アーサー」脚本家が新たに参加
2020年4月8日 11:00
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーがストリーミングサービス「Disney+」向けに準備を進めている、オビ=ワン・ケノービを主人公にした「スター・ウォーズ」の新ドラマシリーズ(タイトル未定)に、新たな脚本家が起用された。米バラエティが独占で報じている。
「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」(1999)から始まるプリクエル3部作で、若き日のオビ=ワンを演じたユアン・マクレガーが、約15年ぶりに同役に復帰することでも話題を集める本作は当初、ホセイン・アミニ(「ドライヴ」「47RONIN」)が脚本を執筆。Disney+向け「スター・ウォーズ」実写ドラマの第1弾「マンダロリアン」シーズン1でメガホンをとったデボラ・チョウ監督のもと、今夏クランクインを目指して順調に制作準備が進められていた。
しかし今年1月、アミニが既に書き上げていた2話分の脚本に、ルーカスフィルム社長で本作の制作総指揮を務めるキャスリーン・ケネディが難色を示したことにより、制作が無期限保留になるなど、先行きが不透明になっていた。
ディズニーから正式な回答は得られていないものの、同紙によれば、「ジョン・ウィック パラベラム」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などの大作映画で製作総指揮を務め、「キング・アーサー」では製作に加え、ガイ・リッチー監督と共同で脚本も手がけたジョビー・ハロルドが、降板したアミニに代わり脚本家に就任したという。
Netflixの新ドラマ「栄光へのスピン」で制作総指揮を務めるハロルドは現在、ザック・スナイダー監督による新作ゾンビ映画「アーミー・オブ・ザ・デッド(原題)」の脚本執筆にも取りかかっている。
脚本家の交代劇によりクランクインが2020年8月から21年1月へと先送りになった本作だが、制作中断が報じられた際、主演のマクレガーは取材陣に対し「もっと時間をかけて脚本をベターにするために、撮影開始時期を遅らせたというだけで、あとは万事順調。配信スタート日にも影響はないはずだよ」と笑顔で断言していた。