ライアン・ゴズリング、新作SF映画で再び宇宙飛行士役に
2020年3月31日 11:00

[映画.com ニュース]大ヒットSF映画「オデッセイ」の原作者アンディ・ウィアーによる新刊「Project Hail Mary(原題)」が、ライアン・ゴズリング主演で映画化されることが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
「オデッセイ」の原作となった「火星の人」、現在同じく映画化企画が進行中の「アルテミス」に続く、ウィアーの長編小説第3作。地球を滅亡から救うという重大な任務を託された宇宙飛行士の、葛藤に満ちた孤独な旅路を描く。
来春に米ランダムハウスから出版予定の同著をめぐっては、刊行前からハリウッドのスタジオ各社が映画権獲得に向けて争奪戦を展開。同サイトによると、米MGMが独占交渉に入ったことから、近日中に決着がつく見込みだという。
ゴズリングは主人公の宇宙飛行士役で主演するのに加え、過去に主演作「ナイスガイズ!」でタッグを組んだことのあるケン・カオと共同でプロデューサーも務める。監督や脚本、撮影開始時期などの詳細は、現段階でまだ明らかになっていない。
もともとはプログラマーとして生計を立てていたウィアーだが、電子書籍として自費出版した処女小説「火星の人」が2015年、リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で映画化され、世界累計興行収入6億3000万ドルの大ヒットを記録。第88回アカデミー賞で作品賞を含む7部門にノミネート、第73回ゴールデングローブ賞では作品賞と主演男優賞(コメディ/ミュージカル)の2冠に輝くなど批評家からも絶賛を浴びたことで、一躍ハリウッドが注目する人気作家となった。
17年11月に刊行された2作目の長編小説「アルテミス」も現在、「スパイダーマン スパイダーバース」「LEGO(R) ムービー」シリーズのクリエイターコンビ、フィル・ロードとクリス・ミラーが、米ユニバーサル・ピクチャーズとのファーストルック契約のもと映画化を準備中だ。
SF大作「ブレードランナー 2049」(リドリー・スコット監督)、「ファースト・マン」(デイミアン・チャゼル監督)に主演したゴズリング。人類初の月面歩行という歴史的偉業を成し遂げたニール・アームストロング役に続き、どのような宇宙飛行士像を見せてくれるのか、注目が寄せられる。
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