名犬がリーダーとして覚醒する瞬間!「野性の呼び声」本編映像
2020年3月5日 13:00

[映画.com ニュース] 名作冒険小説を実写映画化した「野性の呼び声」(公開中)の本編映像の一部を、映画.comが入手した。ハリソン・フォード扮する主人公ソーントンと固い絆で結ばれることになるバックが、犬ぞりのリーダーへと覚醒するシーンを収めている。
本作は、たった一人で孤独な旅を続ける男・ソーントン(フォード)と、名犬バックとの出会いと絆を描く感動の物語。
公開された映像には、何かを感じ取り、ペロー(オマール・シー)の下にゆっくりと歩みを進めるバックの姿が映し出される。犬ぞりの先導犬だけが着けられる首輪を装着したバックの顔は、凛として清々しいように見える。リーダーとなったバックは、凍てつく雪面に前足を食い込ませ、一気に駆け抜ける。
もともとバックは、カリフォルニア州の判事の飼い犬として穏やかな日常を送っていたが、数奇な運命に導かれ、カナダのユーコン準州で犬ぞりの先導犬となる。この後にソーントンと出会い、やがて2人だけで冒険へと旅立つことになる。
バックを演じたのは、元シルクドソレイユのアクターで、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのゴラムをモーションキャプチャーで演じたアンディ・サーキスとも仕事を共にしてきたテリー・ノタリー。
メガホンをとったクリス・サンダース監督は「テリーはかけがえのない存在でした。犬のタイミングには、我々の予想を超えたものがあって、頭を傾けたり、瞳を瞬かせたり、ふとした瞬間に視線を外したり。人間とは異なる瞬間があるのですが、テリーはそういうことすべてを、自分の人間としての身体の限界を超えてこなしてくれました」と、驚異の演技力を絶賛する。
フォードも「テリーとの演技は本当に最高だったよ」と振り返り、「彼はその道のプロ。しっかりと訓練を積んだ人で、私たちはどの程度の犬としての振る舞いを彼に求めているかを話し合いながら撮影を進めたんだよ。撮影中は心や感情が実際にそこにあると知りながら演じられることは、私にとってとても役立ったよ!」と、自身にとっても特別な体験になったことを明かした。
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