劇場公開日 2020年2月28日 PROMOTION

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野性の呼び声 : 特集

2020年2月17日更新

チューバッカに続く、ハリソン・フォードの今度の“最強の相棒”は…犬!
相棒と絆を育み、前人未到の冒険へ 「ライオン・キング」「アラジン」の
クリエイターが描く物語に、あなたはきっと、勇気と感動をもらえる――

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名優ハリソン・フォードが主演を務め、アメリカの文豪ジャック・ロンドンの小説を新たに映画化した「野性の呼び声」が、2月28日から全国で公開される。

描かれるのは、“地上最後の秘境”をゆく男と犬、彼らの壮大な冒険と絆の物語。「スター・ウォーズ」シリーズではチューバッカという“最強の相棒”と大暴れしてきたフォードが、本作ではキュートかつパワフルな犬の“バック”を相棒に、はるかな大自然を駆け抜けていく。

犬との絆が男に力を与える。だからこそ、彼らは前人未到の冒険にも躊躇しない。この物語を見れば、きっと、勇気と感動があなたの胸を焦がすだろう。


【予告編】 いくつになっても―― 最強の相棒がいれば、最高の冒険が始まる。

「スター・ウォーズ」「インディ・ジョーンズ」「ブレードランナー」…
H・フォードの今度の相棒は、犬!息子の遺志を継ぎ地図にない秘境を目指す

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ハリソン・フォードが演じたキャラクターを、頭に思い浮かべてみてほしい。ハン・ソロ、インディ・ジョーンズ、リック・デッカード、etc……。誰も彼も、ニヒルな魅力をたたえたヒーローやアウトローばかりだ。

そして、体を傾けて銃を構えたり、豪快にムチを振りかぶっている彼らの隣には、必ずと言っていいほど“相棒”がたたずんでいる。後に銀河の英雄となるハン・ソロは、ミレニアム・ファルコン号の助手席にゴワゴワ毛むくじゃらのチューバッカを乗せ、銀河帝国との戦いに身を投じる。

考古学者インディ・ジョーンズは、戦災孤児のショート・ラウンドやポマードの青年マット・ウィリアムズと、危険極まりない遺跡へと踏み込んでいく。「ハリウッド的殺人事件」では、フォードは不動産斡旋業に夢中のベテラン刑事に扮し、俳優の夢を見る新人刑事(ジョシュ・ハートネット)と凸凹コンビを組んだ。

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ホームズとワトソン、サイモンとガーファンクルのような絶妙のコンビネーションを発揮し、幾度も窮地を脱し、数え切れないほどの成功を収めてきた。そんなフォードが今回タッグを組むのは、過酷な状況下を強く生きる“犬”だ。

舞台は“地上最後の秘境”とされるカナダ・ユーコン。地図にない土地を目指し旅する男ソーントン(フォード)は、犬ぞりの先導犬・バックと出会う。

やがてソーントンとバックの間には友情が生まれ、命を預けあうようなかけがえのない相棒となっていく。壮大な、とてつもなく壮大な冒険が幕を開ける――。


“映画ファン必見”である4つの理由
男と犬の友情、ディズニーの名匠、壮大な映像美、不可能を可能にした挑戦

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作品の見どころは、フォードと相棒の“バディ感”にとどまらない。涙を誘うドラマ、ダイナミックな映像美、そしてクリエイターが挑んだ“実写化不可能”の壁……。本作が必見である、4つの理由を紹介しよう。


[友情]絆が、男と犬に力を与える… 相棒とともに歩む冒険の旅が感動的

ソーントンは息子を失い、絶望から逃れるようにユーコンの地へやってきた。一方でバックは、カリフォルニアで飼い犬として暮らしていたが誘拐され、強制的に犬ぞりを引かせられている。傷を抱える1人と1匹が出会い、友情と絆を育んでいく、というわけだ。

絆は、彼らの全身に“生きる力”をみなぎらせる。ソーントンは息子の遺志を継ぎ、バックとともに地図にない“人類未踏の地”を目指す冒険へと繰り出していく。

ところで、愛犬家や心優しい映画ファンのために伝えておきたいことがある。この映画の犬は、ひどく残虐な目にはあったりはしない。惨たらしく死んだり、過剰に暴力を振るわれるシーンは皆無なので、安心して鑑賞してほしい。

[監督]「アラジン」「リロ&スティッチ」など手掛けた名手

メガホンをとるのは、「ライオン・キング」「アラジン」などの原案を務め、ディズニーの名作の数々を生み出してきたクリス・サンダース。

監督作「リロ&スティッチ」ではエイリアンと孤独な少女、同じく「ヒックとドラゴン」ではバイキングの少年と伝説のドラゴンなど、異種族間の絆を紡いできた名手が、初めて実写映画に挑戦する――。

[映像美]ダイナミックな大自然、躍動感&可愛らしさあふれるバックに注目

息を飲むほどの映像美が素晴らしい。眼前に広がる雄大な雪山や凍結した川など、実際にそこにあるかのような“実在感”を伴って押し寄せ、観客を物語に深く没入させていく。

昨今人気のキャンプにハマる人々や、「オーシャンズ」などの自然ドキュメンタリー、角幡唯介著「極夜行」といった冒険ものを好む観客には、ドンピシャの映画だと言える。

また、名犬バックの一挙手一投足にも注目だ。ソーントンと星を見上げ肩を寄せ合ったり、叱責されて知らん顔を決め込むなど、表情や仕草が非常に豊かで可愛らしい。

フルCGで創出されたからこそ、様々な表情を見せてくれるバック。雪崩に向かって勇猛果敢に突っ込んでいくなど、手に汗握るダイナミックなアクションも、本作の大きな見どころだ。

[挑戦]“実写化不可能”の伝説的小説を、初めて“完全実写映画化”

原作は、アメリカを代表する作家ジャック・ロンドンによる同名小説。アメリカでは学校の課題図書に指定されることも多く、幼少期に誰もが一度は読む名作だ。

これまで何度か実写化されていたが、いずれも原作の物語を完全には実写化していない。というのも、あまりにも危険な場面が多いゆえに、実際に犬を使って撮影することが困難だったからだ。つまり、長らく“完全に実写化することは不可能の作品”として手つかずのままになっていた。

しかし本作は困難を克服し、初めて“完全実写化”を達成している。撮影技術が発達した今だからこそ完成した作品――映画の歴史における、重要な一作であることは言うまでもない。


【本編レビュー】映画.com編集部が鑑賞してみたら…
絆にホロリと涙が流れ、冒険に胸を熱くし、ドラマに勇気があふれ出す――

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実際に鑑賞すると、どのような感情が流れ込んでくるのだろうか。ここでは、映画.comの男性スタッフによる感想を紹介しよう。

地上最後の秘境での冒険を描いた物語。ということで、鑑賞前は「レヴェナント 蘇えりし者」のようなハードなサバイバルものを想像していました。

しかし、映画を見てみたらまた違う感動が……。大事な人を失った男と、一度は人間を信じられなくなった犬が、奇跡的な出会いから心を通わせ、かけがえのないパートナーになっていく様子を描いたハートフルな物語でした。

寡黙な男と、言葉を話せぬ犬が主人公の本作。ディズニーの名作「リロ&スティッチ」や、映画ファンに絶大な支持を受けた「ヒックとドラゴン」で、言葉の壁を越えた絆を丹念に描いてきたクリス・サンダース監督の手腕が光ります。

ソーントンとバックの間に生まれる友情に、グッとくること必至。犬好きの方はもちろん、老若男女、誰でも楽しめる作品となっています。立場や種族の壁を越え、痛みに寄り添うことで連帯した彼らの物語には、ひたすら感動の波が押し寄せ、映画を見る醍醐味をこれでもかと味わわせてくれます。

また、バックもさることながら、彼の仲間となる犬ぞりチームのワンちゃんたちがとにかく可愛い! ご主人のために頑張る姿に、頬ずりしたくなること間違いなしです!

さらに、犬同士の友情も素敵です。最初はバックを認めていなかった犬たちが、バックを仲間、いやリーダーとして認め、絆を深めていく……そんな様子を見ると、自然と胸が熱くなってくるんです。

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