エディ・レッドメインが実在の連続殺人鬼役に挑む新作、フィルムネイションが獲得!
2020年2月21日 11:00

[映画.com ニュース] エディ・レッドメインとジェシカ・チャステインが豪華共演を果たす新作映画「The Good Nurse(原題)」の世界配給権を、米フィルムネイション・エンターテインメントが獲得した。米バラエティが独占で報じている。
「ある戦争」「シージャック」のデンマーク人監督トビアス・リンホルムにとって初の英語作品となる本作は、16年間で300人もの患者の命を奪ったとされる実在の看護師チャーリー・カレンを題材にしたサスペンススリラー。“死の天使”のあだ名で恐れられた史上最凶の連続殺人鬼カレン役でレッドメインが新境地を開拓するほか、連続殺人犯というカレンの裏の顔に気づき地道な証拠集めによって彼を追いつめていく同僚の看護師を、チャステインが演じる。
今年の賞レースを席巻したサム・メンデス監督作「1917 命をかけた伝令」で共同脚本を手がけ、アカデミー賞脚本賞にノミネートを果たした注目の新人クリスティ・ウィルソン=ケアンズが、チャールズ・グレイバーによる同名ノンフィクション本を基に脚本を執筆。「ノア 約束の船」「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」など、数多くの映画でタッグを組んでいるスコット・フランクリンとダーレン・アロノフスキーが、自身の製作会社プロトゾア・ピクチャーズを通じてプロデュースにあたる。
「博士と彼女のセオリー」(2014)で、アカデミー賞初ノミネートにして主演男優賞を受賞したレッドメインは、続く「リリーのすべて」(15)でも再びアカデミー主演男優賞にノミネート。1968年の民主党全国大会でベトナム反戦デモを行い逮捕・起訴された7人、通称“シカゴ7”をめぐる裁判を描いたアーロン・ソーキン監督作「The Trial of the Chicago 7(シカゴ7裁判)」が今秋全米公開を控えているほか、まもなく世界的人気シリーズの第3弾「ファンタスティック・ビースト3(仮題)」の撮影に入る。
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(11)でアカデミー助演女優賞、「ゼロ・ダーク・サーティ」(12)で同主演女優賞にノミネートされるなど、同じく演技派として知られるチャステイン。ルピタ・ニョンゴ、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビンら国際色豊かな女優陣が一同に会する新作スパイスリラー「355(原題)」(21年1月15日全米公開予定)に次ぎ、アメリカで最も有名なテレビ伝道師タミー・フェイ・ベイカーの実像に迫る新作映画「The Eyes of Tammy Faye(原題)」に主演が決まっている。
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