シージャック

シージャック

解説

「偽りなき者」の脚本を手がけたデンマークの気鋭トビアス・リンホルムがメガホンを取り、身代金目的の海賊にシージャックされたデンマーク商船の運命をリアルに描いた心理サスペンス。インド洋沖を航海していたデンマークの商船が、アフリカ系の海賊に乗っ取られた。船を所有する海運会社のオーナーは、人質となった船員たちを救うべく犯人グループと必死の交渉を続けるが、船員たちは極限状態の中で次第に疲弊していく。2012年・第25回東京国際映画祭コンペティション部門で上映。

2012年製作/99分/デンマーク
原題:Kapringen

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(C)Nordisk Film 2012

映画レビュー

2.0最後はすっぱりと

2014年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

結末で評価は割れそうだが、大半はその締めくくりに不満を抱くと思う。
人質解放に向けた犯行側とのやりとりは緊迫したものがあり、見ごたえもある。シージャックたちの粗暴さはとてもリアルで凄みが伝わってくる。交渉に一喜一憂しつつ、合意に達した、そのあとにオチを付ける。
現実主義は勝手だが、そこには何も残されないし、この映画を見た人にいったい何が伝わるだろう。あと少しの想像力を持つべきだったと思う。たとえば希望を描いてもバチは当たらないだろう。

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okaoka0820
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