【全米映画ランキング】「ソニック・ザ・ムービー」が大ヒットスタート 「パラサイト」が初のトップ10入り
2020年2月18日 19:00

[映画.com ニュース]「プレジデンツ・デイ(大統領の日)」の連休を迎えた全米ボックスオフィス。4本の新作が公開された先週末はセガの人気ゲームを映画化した「ソニック・ザ・ムービー」が約5700万ドルのオープニング興収で見事首位デビューを果たした。
「宇宙最速」の青いハリネズミ<ソニック>が地球で大冒険を繰り広げる同作は、ゲームの映画化作品としては昨年公開された「名探偵ピカチュウ」のOP興収約5430万ドルを上回る歴代1位となり、幸先のいい大ヒットスタートとなった。出演はソニックと敵対する悪の科学者にジム・キャリー、ソニックの相棒となる保安官にジェームズ・マースデン。ソニックのボイスキャストは「スター・ウォーズ フォースの覚醒」でBB-8を演じたベン・シュワルツが担当した。監督は本作が長編実写デビューとなるアニメ監督のジェフ・フォウラー。
2位は前週首位の「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」。2週目は約1700万ドルの興収で累計は約5900万ドルに。
約1200万ドルのOP興収で初登場3位となったのは「ゲット・アウト」「パラノーマル・アクティビティ」などで知られるヒットメーカー、ジェイソン・ブラム製作の「Fantasy Island」。1978年~84年まで米ABCで放送された同名TVシリーズを映画化。南海のリゾート島を舞台に摩訶不思議な体験をするツアー客のサバイバルが描かれる。出演はマイケル・ペーニャ、マギーQ、マイケル・ルーカーほか。監督は「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」のジェフ・ワドロウ。
4位も初登場の「The Photograph」。こちらはバレンタイン向けのラブストーリーで、アフロアメリカンの若手人気スター、ラキース・スタンフィールド(「ゲット・アウト」「ストレイト・アウタ・コンプトン」)とイッサ・レイ(TVシリーズ「インセキュア」)が主演。批評家受けは上々だったが、OP興収は約1270万ドルと振るわなかった。
そして8位には非英語作品として初めてオスカー作品賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」がランクイン。なんと公開19週目にして初のトップテン入りで累計は約4300万ドル。すでにBlu-rayやDVDなどが発売されているため大幅な興収増は見込めないが、今後のチャートアクションに注目したい。
その他10位には「フレンチアルプスで起きたこと」をウィル・フェレル主演でハリウッドリメイクした「Downhill」が入った。
今週末は、ハリソン・フォード主演でジャック・ロンドン原作の古典を映画化したアドベンチャー「野性の呼び声」などが公開となる。
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