令和最初の栄冠は?第43回日本アカデミー賞、司会を務める安藤サクラ&羽鳥慎一が意気込み
2020年2月14日 12:00
昨年「万引き家族」で最優秀主演女優賞に輝き、第40回以来2度目の司会を担当する安藤は「司会席は特等席です! 受賞した皆さんの喜びを間近で見ることができる。なんて特別な時間なんだろうと」と回想。「2回目だからといって気を緩めず、更に緊張感をもって臨みたいですね」と背筋を伸ばし、「映画ファンの一人として、感じたことを率直に聞ければ」と抱負を明かした。
一方、初の司会に挑む羽鳥は「うれしさと同時にプレッシャーに襲われています。構えている? ええ、だいぶ(笑)」と複雑な心境を明かす。日本テレビ時代に場内インタビューを5回、番組放送の司会を3回担当しており「当時を振り返っても、1年の中で、一番緊張する仕事でした」。昨年まで6年連続で司会を務めた俳優の西田敏行からバトンを受け継ぎ、「偉大過ぎるので、比較対象にならないというか(笑)。そこだけは逆にプレッシャーじゃないですね。ある意味、西田さんとは対極の人間なので、視聴者の皆さんに近い目線で話をうかがえれば」とこちらも気合い十分だ。
今年は優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(GACKT)をはじめ、最多12部門で優秀賞に輝いた「翔んで埼玉」を筆頭に、人気コミックを実写化した「キングダム」から硬派な社会派サスペンス「新聞記者」まで、多様なラインナップが顔をそろえた。「すごく豊かなジャンルで分かれていますよね。俳優さんも職業、国籍を飛び越えたお名前があり、すごく興味深いです」(安藤)
さらに優秀助演男優賞には、安藤の夫である俳優・柄本佑(「アルキメデスの大戦」)の名前も。安藤も「当たり前ですけど、うれしいですね」と喜びの声。授賞式当日は司会者として、柄本へのインタビューも行う予定で「話を引き出すハードルが高いのか、低いのか(笑)。新鮮な気持ちを保ちたいので、家では『アルキメデスの大戦』の話題は出さないようにしようかな(笑)」と“作戦”を語る。一方、羽鳥は「立場は違えど、当日、ご夫婦が同じステージに立つわけで、それだけでもすごいですよね。安藤さんが柄本さんにどんなインタビューをなさるのか注目しています」と期待を寄せた。
授賞式は3月6日、グランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。
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