映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック
その他情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

地球外生命体に支配された米政府…「猿の惑星:創世記」監督のSFサスペンス、予告入手

2020年2月3日 10:00

リンクをコピーしました。
ポスター&場面写真も一挙公開!
ポスター&場面写真も一挙公開!
(C)2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のルパート・ワイアット監督が手掛ける近未来SFサスペンス「囚われた国家」の予告編とポスタービジュアルを、映画.comが先行入手した。映像には、地球外生命体に侵略された国家の恐るべき実態が切り取られている。

地球外生命体による侵略から9年後、2027年のシカゴという衝撃の舞台設定で描かれる本作。制圧された米政府は“統治者”と呼ばれるエイリアンに完全支配されていた。犯罪抑止を掲げ、体にGPSを埋め込んだ全市民を死ぬまで監視し、ルールを犯した者は地球外に追放する。かつてないほど拡大した貧富の差、荒廃した街――。狂った状況を打破し、自由を取り戻すため密かに結成されたレジスタンスのグループは、統治者の団結集会で爆弾テロを起こそうと画策する。

予告編は、ミシガン湖に浮かぶ謎の巨大飛行体にルールを破った大勢の人間が乗せられ、秘密裏に地球外へと追放される様子を成す術もなく茫然と見つめる青年ガブリエルを活写。統治者のおかげで「アメリカは再生した!」という言葉に熱狂する市民だったが、兄ラファエルが「政府が言ってることは全部嘘だ。地球の資源は統治者に奪い尽くされる」と訴える通り、その実態は生活の全てを制限される「囚われた国家」だった。異物を排除し支配と均衡を保とうとする国家の思惑に気づき、統治者に反旗を翻そうとするレジスタンスたちの戦いが、スリリングに映し出されている。

ビジュアルには、荒廃したシカゴの街に巨大飛行体が浮かぶ奇妙な世界の一端がおさめられている。中央で立ち尽くすガブリエルの脇に危うげに立つ星条旗が、未知の敵に挑むレジスタンスたちの自由への意志を表現しているかのようだ。「アメリカ陥落から9年――。従うか? 抗うか? どちらか選べ。」と無情にも選択を迫るコピーが添えられている。

アトミック・ブロンド」「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」のジョン・グッドマンが、統治者に忠誠を誓い、レジスタンスの前に立ちはだかるシカゴ警察特捜司令官マリガンを演じる。「ムーンライト」のアシュトン・サンダースがガブリエル役、「荒野の誓い」のジョナサン・メジャースが後に行方不明となるラファエル役で共演。「マイレージ、マイライフ」や「死霊館」シリーズのベラ・ファーミガが、娼館の妖艶な女主人に扮している。

ワイアット監督が製作と脚本も兼ね、「アルジェの戦い」「影の軍隊」を参考に、複雑なテロ計画のプロセスを緻密かつ緊張感たっぷりに描き上げた。地球外生命体の傀儡と化した政府による不都合な事実の隠蔽、メディアを巻きこんだ情報操作など、市民の自由権をコントロールしようとするトランプ政権を彷ふつとさせる物語を、米WIRED誌は「これは起こり得る未来への“警告”だ」と評した。

囚われた国家」は、4月3日からイオンシネマほか全国で公開。

フォトギャラリー

ルパート・ワイアット の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

シネマ映画.comで今すぐ見る

母とわたしの3日間

母とわたしの3日間 NEW

休暇をもらって天国から降りてきた亡き母と、母が残したレシピで定食屋を営む娘が過ごす3日間を描いたファンタジーストーリー。 亡くなって3年目になる日、ポクチャは天国から3日間の休暇を与えられ、ルール案内を担当する新人ガイドととも幽霊として地上に降りてくる。娘のチンジュはアメリカの大学で教授を務めており、そのことを母として誇らしく思っていたポクチャだったが、チンジュは教授を辞めて故郷の家に戻り、定食屋を営んでいた。それを知った母の戸惑いには気づかず、チンジュは親友のミジンとともに、ポクチャの残したレシピを再現していく。その懐かしい味とともに、チンジュの中で次第に母との思い出がよみがえっていく。 母ポクチャ役は韓国で「国民の母」とも呼ばれ親しまれるベテラン俳優のキム・ヘスク、娘チンジュ役はドラマ「海街チャチャチャ」「オーマイビーナス」などで人気のシン・ミナ。「7番房の奇跡」「ハナ 奇跡の46日間」などで知られるユ・ヨンアによる脚本で、「僕の特別な兄弟」のユク・サンヒョ監督がメガホンをとった。劇中に登場する家庭料理の数々も見どころ。

殺人鬼の存在証明

殺人鬼の存在証明 NEW

旧ソビエト連邦史上最悪の連続殺人鬼を追う刑事の戦いを、実在の連続殺人犯たちをモデルに描いたサイコスリラー。 1991年、何者かに襲われて怪我を負った女性が森の近くで保護された。女性の証言によると、彼女に怪我を負わせた犯人の手口は3年前に捕まったはずの連続殺人犯のものと酷似しており、3年前の犯人は誤認逮捕だったことが判明。本当の連続殺人犯は10年以上にわたって残忍な犯行を繰り返し、36人を殺害していた。捜査責任者イッサは新たな容疑者アンドレイ・ワリタを追い詰め、尋問をする中で彼こそが真犯人だと確信していく。やがて、ワリタの口から驚くべき真実が明かされる。 本作が長編デビューとなるラド・クバタニアが監督・脚本を手がけ、1978年から90年にかけて50人以上を殺害した容疑で逮捕されたアンドレイ・チカチーロをはじめとする数々の連続殺人犯をモデルに、刑事や精神科医、犯罪学者にインタビューをしながら犯人の人物像を組み立てた。刑事イッサ役に「葡萄畑に帰ろう」のニカ・タバゼ。

美と殺戮のすべて

美と殺戮のすべて NEW

「シチズンフォー スノーデンの暴露」で第87回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したローラ・ポイトラス監督が、写真家ナン・ゴールディンの人生とキャリア、そして彼女が医療用麻薬オピオイド蔓延の責任を追及する活動を追ったドキュメンタリー。 ゴールディンは姉の死をきっかけに10代から写真家の道を歩み始め、自分自身や家族、友人のポートレートや、薬物、セクシュアリティなど時代性を反映した作品を生み出してきた。手術時にオピオイド系の鎮痛剤オキシコンチンを投与されて中毒となり生死の境をさまよった彼女は、2017年に支援団体P.A.I.N.を創設。オキシコンチンを販売する製薬会社パーデュー・ファーマ社とそのオーナーである大富豪サックラー家、そしてサックラー家から多額の寄付を受けた芸術界の責任を追及するが……。 2022年・第79回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。第95回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネート。

卍 リバース

卍 リバース NEW

文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。

痴人の愛 リバース

痴人の愛 リバース NEW

奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。

愛のぬくもり

愛のぬくもり NEW

「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る

シネマ映画.comで今すぐ見る

他配信中作品を見る